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 2011年

07/24 「ひらがな弁証法2010」連載(16) 第4章 5 ・あとがき・参考文献

「ひらがな弁証法」を試論の末尾(18)から、冒頭へ移動。

ひらがなでの表現を

   あれとこれと
   ひらいて  つないで
   ふたつを  ひとつに
   むすぶわざ

から、

    あれとこれと
    むすんで
    ひらいて
    ふたつを
    ひとつに
    つなぐわざ

へ改定。

 これは最初の定式(ホームページの色紙)とも少し違っている。

 やっと、完結した。


06/26 「ひらがな弁証法2010」連載(15) 第4章 4


06/18 「ひらがな弁証法2010」連載(14) 第4章 3
 クスウェルの弁証法 光の弁証法からマクスウェルの弁証法に変更。


05/29 「ひらがな弁証法2010」連載(13) 第4章 2


05/08 「ひらがな弁証法2010」連載(12) 第4章 1


04/10 「ひらがな弁証法2010」連載(11) 第3章 4・5


03/27 「ひらがな弁証法2010」連載(10) 第3章 2


03/21 「ひらがな弁証法2010」連載(9) 第3章 1


02/26 「ひらがな弁証法2010」連載(8) 第2章 4


02/13 「ひらがな弁証法2010」連載(7) 第2章 3
 案内文「試論2003が出発点であり、基礎になっている。弁証法2004は、弁証法の新しい理論(複合論)の要点を、整理したものである。「試論」と「対話とモノローグ」は、2005年にはじめた。「試論」には、図や式があったり、すこし長めの記事を書いている。「対話とモノローグ」には、主にテキストだけですむ記事や短かめのものを書いている。如是我聞、双子の微笑、楕円と弁証法、表出論のゆくえ、弁証法を創作するは、ブログからの抜粋である。」に、「ひらがな弁証法2010が到達点である。」を追加。


02/05 「ひらがな弁証法2010」連載(6) 第2章 2


01/16 「ひらがな弁証法2010」連載(5) 第2章 1


01/09 「ひらがな弁証法2010」連載(4) 第1章 3

 2010年

12/26 「ひらがな弁証法2010」連載(3) 第1章 2


12/19 「ひらがな弁証法2010」連載(2) 第1章 1


12/12 「ひらがな弁証法2010」連載開始。まえがき


05/09 「ひらがな表出論」。

 これまで弁証法の例をいくつか挙げている。ニュートン力学の形成過程や電磁波の存在の予言(マクスウェル)、オイラーの公式の成立過程などである。いずれの場合も、選ばれた2つの「論理的なもの」の自己表出と指示表出が対になって形成されるところが核心である。

 一つの認識の形成過程において、どのような自己表出なのか、どのような指示表出なのかは、一般的には語りえない。それは、個別に考察されなければならない。それでも、自己表出と指示表出がどのように混成されていくのか一般論は成立する。これまで複素数のモデルを使って示しているが、伝わっているだろうか。もっとわかりやすい説明はないだろうか。日本語の特徴に着目して、「漢字」と「ひらがな」のモデルを考えてみた。

 弁証法の共時的構造を、論理的なものの動きに着目して、「ひらいて、むすんで」と表現した。そして、共時的構造そのものを「ひろがるかたち」と表示した。また、弁証法の通時的構造の場合、論理的なものの動きについてみたときは、「ふたつをひとつに」とあらわし、通時的構造じたいについては「つながるかたち」と表示した。こんどは「論理的なもの」に想定している自己表出と指示表出を、ひらがなとつなげたことになる。

 2009年

12/27 「弁証法を創作する2009」。

 相対性原理の誕生過程と弁証法(複合論)の関係について、考察していく予定だった。ところが、「アインシュタインがヘルムホルツから引き継いだもの」を書いた頃から、風向きが変ってきた。 

 一歩も進めないような感じになってきたのである。ひとまず、「双子のパラドックス――弁証法1905(T)」をまとめ、自分の足元を見つめ直すことにした。

 「弁証法の理想型」を探究していることが基礎にある。この姿勢を、弁証法を創ると表現してみた。とてもいい感じである。また、進むことができる。


11/08 「様相性の内的連関について」

 「正方形の複合」を改題した。また、図をいくつか付け加えた。付け加えた図は『九鬼周造全集2』(岩波書店)をコピーしたものである。これまでの図は、『偶然性の問題・文芸論』 (燈影社)をコピーしたものである。実をいえば、燈影社の方の図には、誤植がある。三種の体系を表わした図の(V)で、偶然性の記号がCではなく、Oになっている(165ページ)。無断で修正して掲示しているが、ここに書き留めておく。


9/12 『「偶然性の内面化」と弁証法』

 子供のパソコンでわたしのホームページを見て驚いた。『弁証法と「偶然性の内面化」』の「2つの展開図」の図がまったく表示されていないのである。自分のパソコンでは表示されていたので、不思議な気がした。

 原因は、図の呼び出しがわたしのパソコンだけから読みとる指示で書かれていたこと、一つの図はそもそもアップロードしていなかったこと。

 履歴を見ると、昨年の夏に改訂している。ほぼ1年間、図は見られなかったことになる。なんたること。直したので図は見ることができる。

 「束縛された偶然性」を追加し、タイトルを『弁証法と「偶然性の内面化」』から『「偶然性の内面化」と弁証法』に変えた。

  1 はじめに
  2 「偶然性の内面化」の定式
  3 偶然性の定義
  4 二元結合(バイソシエーション)と偶然性
  5 様相性の二つの体系
  6 様相性の第三の体系
  7 「偶然性の内面化」のモデル
  8 様相性の第三の体系と複合論
  9 止揚の過程と様相性
  10 「偶然性の内面化」の定式と複合論
  11 様相性の第二の体系と表出論
  12 偶数と弁証法
  13 二つの展開図
  14 束縛された偶然性


06/13 「双子のパラドックス――弁証法1905 (T)」

 相対性理論に関する2008年の記事の集成。「表出論のゆくえ2008」 「1905年における光の粒子性と波動性について」(試論14)と重なっている。「時間の同調の定義と偏微分方程式について 」が入っている。また、「熱力学か、電磁気学か 」において、割愛していた写真(「自伝ノート」に関する訂正)を掲載した。

 いまも継続中の考察である。いずれ(U)としてまとめるだろう。

 「双子のパラドックス――弁証法1905 」というタイトルは1年前に浮かんできたものである。このタイトルのもとで、相対性理論の形成過程の把握と弁証法の理論の見直しをやろうと思ってきた。今回はその第一声である。

「双子のパラドックス」ということばから「宇宙旅行」ではなく、「相対性原理と光速度一定の原理」が連想されるようになる。そして、それが「弁証法」と結びつく。そんな日が来ればいいなあと思う。わたしの夢である。


03/08 「 相対性理論のなかの廣松弁証法――その生成と消滅」

 廣松渉は『相対性理論の哲学』のなかで、次のように述べていた。「アインシュタインには、弁証法的な否定性の論理や対話性の論理が欠けていることなどを指摘するまでもなく、これは体系構成法の外面的形式に関する一面に限られる。」これは貴重な見解に思えた。廣松渉の弁証法とわたしの弁証法を対照して展開できるのではないかと思えたのである。


02/01 「オイラーの公式と複合論」を改訂した。

 以前から気になっていたのだが、なかなか直せなかった。虚数単位 i を用いた n 倍角の公式がどのように形成されたのかの説明を、混成(1) n 倍角の公式 への極限の導入のなかでやっていて、混成1(n 倍角の公式 への極限の導入)と混成2(指数関数への虚数単位の導入)が分量的にもアンバランスになっていた。

 こんど、混成の前に、その説明を独立させ、n 倍角の公式 への極限の導入と指数関数への虚数単位の導入の対照を見やすくした。複合論のまとめも改訂した。

以前の目次は、次のようである。

   1 複合論の要点
   2 「オイラーの公式」の形成について
     1 選択     指数関数と n 倍角の公式
     2 混成(1)    n 倍角の公式 への極限の導入
     3 混成(2)   指数関数への虚数単位の導入
     4 統一     オイラーの公式

こんどの目次は、次のようである。

   1 複合論について
   2 「オイラーの公式」の形成について
     1 指数関数と n 倍角の公式 ――選択
     2 虚数単位 i を用いた n 倍角の公式の形成
     3  n 倍角の公式 への極限の導入  ――混成(1)
     4 指数関数への虚数単位の導入 ――混成(2)
     5 オイラーの公式  ――統一 

 この記事を最初に書いたのは、2005年の4月である。2006年の9月に書きなおしている。これで3度目である。以前より読みやすくなったと思う。  この記事は、志賀浩二 『無限のなかの数学』 岩波新書 1995年がきっかけだった。また、この記事をまとめあげたことが、ホームページが今日まで続くきっかけになった。


01/11 表紙の「補論」を「試論」に変えた。「補論」が3つくらいまでは、「弁証法試論2003」の補論だった。しかし、本数が増えるにつれ、違和感が出てきた。たしかに「弁証法試論2003」の補論にはちがいないが、それとは独立した試みとして「補論」を書いてきたからである。
 

 2008年

12/29 「表出論のゆくえ2008」。今年書いたプログから、10編を選んで、弁証法試論への導入とした。

 表紙の色彩を変えた。2008年は「試行71」の表紙の色だったが、2009年は「試行70」の色である。思えば、この号に「もうひとつのパスカルの原理(一)」を載せてもらったのである。

 しばらくは、アインシュタインについて考察していくと思う。


11/29  「1905年における光の粒子性と波動性について」をまとめた。

 安孫子誠也『アインシュタイン相対性理論の誕生』は小冊子だがいろんな情報がつまっていてよい本だと思う。この本で、武谷三男と広重徹の論争があったことを知り、興味を持った。

 1905年において光は粒子と波に二重化されている。これはアインシュタインが1905年に無意識のうちに捉えていた光像である。光量子論と特殊相対性理論は、それぞれが「心を困惑させる二元論」を克服する試みである。わたしは、光量子論の光量子と特殊相対性理論の光速度一定の原理を結合することによって、心を困惑させる二元論の止揚を試みるアインシュタインのもうひとつの姿を描いたのである。

 武谷三男と広重徹の論争を止揚するものとして、「1905年における光の粒子性と波動性について」を提出したのだが、届くだろうか。

 また、光速度一定の原理は「運動学」の基礎というほかに、存在の二重性(粒子性と波動性)の基礎という意味もあると主張したのだが、伝わるだろうか。  


08/24  補論6を「弁証法と様相性」から『弁証法と「偶然性の内面化」』に変更した。ブログ「対話とモノローグ」の記事の2つ(「逆三角形」と「2つの展開図」)を「二つの展開図」にまとめ、付け加えた。

目次の変更。
 「前」
  1 偶然性の中心
  2 「偶然性の内面化」の定式
  3 偶然性の定義
  4 二元結合(バイソシエーション)と偶然性
  5 様相性の二つの体系
  6 様相性の第三の体系
  7 「偶然性の内面化」のモデル
  8 様相性の第三の体系と複合論
  9 止揚の過程と様相性
  10 「偶然性の内面化」の定式と複合論
  11 様相性の第二の体系と表出論
  12 偶数と弁証法

 「後」

  1 はじめに
  2 「偶然性の内面化」の定式
  3 偶然性の定義
  4 二元結合(バイソシエーション)と偶然性
  5 様相性の二つの体系
  6 様相性の第三の体系
  7 「偶然性の内面化」のモデル
  8 様相性の第三の体系と複合論
  9 止揚の過程と様相性
  10 「偶然性の内面化」の定式と複合論
  11 様相性の第二の体系と表出論
  12 偶数と弁証法
  13 二つの展開図


04/29 補論9を「ε とμ の複合」から「ε とμ の複合――マクスウェルの弁証法 」と改題した。「連立と複合」・「マクスウェルの弁証法」で述べた内容を「9マクスウェルの弁証法」として追加したのである。

  1 はじめに ―― 幻視のなかのマクスウェル
  2 電磁気の単位について
  3 1856年の実験
  4 マクスウェルの方程式
  5 真空中のマクスウェルの方程式
  6 電気力線と磁力線の速さ
  7 場の波動方程式
  8 1870年代 ―― 歴史のなかのマクスウェル
  9 マクスウェルの弁証法

 2007年

12/29 「楕円と弁証法2007」。今年書いたプログから、6つを選んで、弁証法試論への導入とした。
 
 案内文の語尾を、「ですます」調から「である」調に変えた。ふりかえってみると、2005年の途中まで、「である」調では書けなかった。どうしてだったのだろうか。『もうひとつのパスカルの原理』は、「である」調だったのに。転調は「追悼・許萬元」からだったと思う。
 
 2003年に書いた「弁証法試論」の位置づけを明確にした。「弁証法試論2003」として独立させた。その目次に、節も復活させた。
 
 これまでは、次のようになっていた。
 
  双子の微笑2006
  如是我聞2005
  弁証法2004
  はじめに
  第1章  異なる「媒介」の可能性
  第2章  認識の表出論とバイソシエーション
  第3章  異なる「構造」の可能性
  第4章  新しい弁証法の基礎
  第5章  対立物の統一と対話
  第6章  複合論
  第7章  「即自―対自―即かつ対自」と媒介の論理
  第8章  新しい弁証法の理論
  補 章  試論2003
  参考文献
 
 「はじめに」から「参考文献」までが、サイトをはじめたときのラインナップだった。 弁証法、如是我聞、双子の微笑が付け加わることによって、「はじめに」がなんの「はじめに」なのかが、あいまいになってしまっていた。
 
 サイトの案内文を追加した。全体像が見やすくなったと思う。
 
 「参考文献」を年度ごとに書いていくことにした。これまでは、2003年で止まっていた。重複している文献もあるが、この方がよいと思う。
 
 表紙の色を変えた。
 


10/27 「マルクスもうひとつの弁証法――「貨幣の資本への転化」について」をまとめた。マルクスの「貨幣の資本への転化」には、3つの誤りがあるという堀江忠男の指摘が、しばらく頭から離れなかった。『資本論』やいろいろな参考文献と照らし合わせてみて、3つの誤りのうち、1つだけが、妥当なものだと思うようになった。「貨幣の資本への転化」に複合論を読み取ることができたことは、おおきな収穫である。

 しばらく前までは、とりあえず価値形態論が読めればよかったので、「資本論(1)」(岩波文庫)だけですませていたが、こんどは、初めて読んだ大月書店の『資本論』を引っ張り出してきた。持っていたのは、1971年3月10日第7刷である。岐阜大学の生協で、もうすぐ値上がりするという広告にせかされて、買ったような記憶がある。全5分冊、2500円である。


07/08 「正反合から正々反合へ」をまとめた。複合の内的な過程を、正反合と関連づけて、定式化できたことがよかった。正反合の複合といえるかもしれない。 

 ことばのうえでは、少しの違い(「々」)だが、大きな違い(「矛盾」と「対話」)を表現したつもりである。


06/10 「スフィンクスの謎と弁証法の構造」をまとめた。複合論の構造を明確に描こうと思ったのである。わたしの主張している弁証法の構造が読者の印象に残ればさいわいである。


05/13 「ラボアジェの燃焼理論と唯物弁証法」をまとめた。エンゲルスが『反デューリング論』で示しているラボアジェの位置づけをすこしずらして、唯物弁証法と複合論の違いを明確にした。

 主張したかったのは、「燃焼理論において、撚素や熱素が歴史のエピソードになったのと同じように、弁証法の理論において、弁証法と矛盾の関係は、いずれ歴史のエピソードになるだろう」という予言だが、提示した図式と共に、読者に伝わるだろうか。

 ラボアジェの燃焼理論については、山本義隆氏の『熱学思想の史的展開』(現代数学社 1987年)に全面的に依拠した。ラボアジェの燃焼理論のくわしい展開については今回は見送った。山本氏によれば、研究の過程で、〈空気〉の位置付けが変わるのだが、ここを端緒にして、ラボアジェの燃焼理論の細部に立ち入ることになるかもしれない。

 三浦つとむが引用していたエンゲルスがきっかけだった。これまで、気にもしなかったのである。不思議な気分である。また、エンゲルスが、熱素説をヘーゲル弁証法に位置づけ、ラボアジェ説を合理的弁証法に位置づけているのも、不思議である。まるで、わたしへの贈り物ではないかという気になるのである。


04/01 「案内文の微調整」。「弁証法は、対話をモデルとした思考方法で、認識における対立物の統一です」の部分を、「弁証法は対話をモデルとした思考方法で、認識における対立物を統一する技術です」に変えた。

 3月下旬に「正方形の複合」を読み直していて、図の間違いに気づき、訂正した。直線上に位置づけた4つの様相(必然、可能、偶然、不可能)を、正方形に配置し直した図である。この正方形では、対角線は矛盾の関係を表すが、現実性と非現実性の位置づけが反対になっていた。


02/25 「εとμの複合」。マクスウェルの発想の再構成である。「マックスウェルの発想と複合論」の続編である。昨年の秋頃から、ずっと気になっていた。なんとかまとまり、ほっとしている。


01/21 「弁証法2000」。『もうひとつのパスカルの原理』の弁証法をまとめてみた。この弁証法はヘーゲル弁証法と非ヘーゲル弁証法の過渡的な形をしている。

2000年の時点で、わたしは「論理的なものの三側面」を克服していないのである。

 1990年の「もうひとつのパスカルの原理」に、モメント(c+di)×(bi+a) を加えるまでに10年、またこれを(a+di)×(c+bi)に変更するのに3年かかっている。遅々とした歩みだが、それでも思索は深まっているのではないかと思う。

 こんど、「もうひとつのパスカルの原理」(1990年)と『もうひとつのパスカルの原理』(2000年)を読んでみて、いろいろなことを思い出した。1990年の複素過程論の記号表示は、自己表出と指示表出ではなく、抽出過程と構成過程だった。すっかり忘れていた。たしかに、抽出と構成から始めたのである。1990年代の前半に、共時的な構造が課題になってきたのであった。

 2006年

12/24 「双子の微笑2006」。今年書いたブログ「対話とモノローグ」の記事から、6つを選んで、「弁証法試論」への導入とした。

 トラックバックの問題は今も解決されていない。トラックバックの設定を変更するかもしれない。


11/26 「対話とモノローグ」の目次を最新のものにした。

 ウキペディアに「許萬元」を投稿したあと、自分のブログに「許萬元の弁証法」を投稿した。その記事に、トラックバックが付いた。異国のことばであった。最初のもの。「deposizione delluovo cuorincoro gigi d alessio cd musicale dimmi di si pooh curriculum vitae dermatologo ……」いったいどこの国のことばのなのだろうか。異国の人が意図的にトラックバックしているのではなく、なにかの偶然によって、送られているような気がした。この記事には、三つ付いた。検索サイトのような気がした。これは「許萬元の弁証法」に付いたものではなく、最新のわたしのブログにつくものであった。というのは、次に投稿した「対立物の相互浸透と対話」にも2つ付いたからである。ちょっとしたミステリーである。


09/23 補論6「弁証法と様相性」の改訂。案内文を変更した。すこしだけ入りやすくなったのではないだろうか。 以前の案内文は次のようだった。

 弁証法は「偶然性の内面化」である。弁証法と様相性の関係を考察する。九鬼周造が提起した「偶然性」の中心に複合論を位置づける。

―― 様相性の巴図は、止揚の様相的表現と考えられる。「偶然性と不可能性の近接関係」と「可能性と必然性の近接」は、止揚の論理と対応すると考えることができるだろう。すなわち、「偶然性と不可能性の近接関係」は、「止」の論理の根拠である。他方、「可能性と必然性との近接」は「揚」の論理の根拠である。――

どうして「近接関係」と「近接」になっているのだろう。「近接」で統一した。


09/18 補論1「オイラーの公式と複合論」の改訂。オイラーの発想と複合論の考え方の両方の理解を求めているのに、目次が、そっけないと思った。次のように内容を添えた。

     1 選択    指数関数と n 倍角の公式
     2 混成(1)  n 倍角の公式 への極限の導入
     3 混成(2)  指数関数への虚数単位の導入
     4 統一     オイラーの公式

 以前の目次は、次のようだった。
     1 選択 
     2 混成(1)
     3 混成(2)
     4 統一

 選択には、「極限を使って定義された指数関数」と「虚数単位 i を用いた n 倍角の公式」と書くべきだが、さすがに、これは長すぎて、「指数関数」と「 n 倍角の公式」にした。

 本文にも何箇所か手を入れた。全体の見通しがよくなったと思う。


09/17 「対話とモノローグ」 目次と検索窓。

 ブログの記事が50になった。ブログの表示画面だけだと、最近の記事にしか直接リンクできないので、不便を感じていた。「対話とモノローグ」から、すべての記事に、直接リンクできるようにした。

 また、検索窓をつけた。「対話とモノローグ」の記事は、グーグルがすべて拾うので、グーグルのサービスを利用した。グーグルは、キャシュのハイライトがありがたいのである。(それにしても、どうして、弁証法試論のほうは、途中で、インデックスが途切れたのだろうか。)

 ところで、マイクロソフトの検索が、msn サーチから、live サーチに替わった。キャシュのハイライトはもともとなかったが、それでも、最初のページでは検索語は、太字で表示されていた。しかし、こんどは、それもなくなった。タイトルのなかの検索語の太字だけである。不便だが、しばらくは、このままでいく。


09/10  検索窓を、グーグルからマイクロソフトのサービスに替えた。

 しばらく前に、(「弁証法試論」検索 )を試していて、不備に気づいた。補論1「オイラーの公式と複合論」までは、インデックスされているが、それ以降の補論はインデックスされていないのである。

 例えば、九鬼周造で検索すると、補論6「弁証法と様相性」や補論7「正方形の複合」はあるはずなのに、拾わないのである。吉本隆明で検索すると、補論5「表出論の形成と複合論」を拾わないのである。

 「弁証法試論」を google で検索すると、最初の項に出てくるが、「他」の表示を見ても、補論2以降は表示されない。これに対して、msn で検索すると、最初に出てきて、「他の結果」をクリックすると、補論の5も6も7も表示されるのである。

 検索には、インデックスの数が多い方がいいので、グーグルと同じようなサービスがあればと思い見ていたら、提供されていたのである。しかも、グーグルの設定よりも簡単であった。ありがたかった。

 検索窓を使って、「弁証法試論」を検索していただけたらと思う。


09/03 単純なミスで、意味が通じにくい箇所を、いくつか訂正した。これまで何度か読んだはずなのに、気づかなかったのである。

 例えば、補論1「オイラーの公式と複合論」では、「複号同順」と書くべきところが、「複合同順」となっていた。

 また、補論4「周期律の形成について」では、引用文から、「認識の発展にそってなるべくわかりやすく述べれば」の部分がそっくり抜け落ちていて、展開に空白ができていた。


07/15  目次の整理。節をけずり、章だけにした。また、『周期律の形成について』の表紙の画像を、「ひらがな弁証法」の色紙に替えた。
 これまでの「弁証法試論」の目次は、以下のように、章と節を表示していた。

 はじめに
 第1章 異なる「媒介」の可能性
 第2章 認識の表出論とバイソシエーション
   1 認識の構造 ― 自己表出と指示表出
   2 認識の複素数モデル
   3 バイソシエーション
 第3章  異なる「構造」の可能性
   1 内的構造の違い ― 歴史主義と総体主義
   2 論理的なものの三側面
   3 内的構造の違いと論理的なものの三側面
   4 媒介の論理と論理的なものの三側面
 第4章  新しい弁証法の基礎
   1 異なる対立関係
   2 岩崎武雄の矛盾論
   3 松村一人の矛盾論
   4 矛盾論と論理的なものの三側面
   5 否定作用と肯定作用の混成
 第5章  対立物の統一と対話
   1 三つの理論
   2 認識における対立物の統一
   3 対話をモデルとした思考方法
   4 弁証法の位置
 第6章  複合論
   1 弁証法になるための条件
   2 対話のモデル
   3 対話的思考
   4 複合の複素数モデル
 第7章  「即自―対自―即かつ対自」と媒介の論理
   1 即自と直観
   2 「分裂―回復」と「具体化―実現」
   3 弁証法の主体
 第8章  新しい弁証法の理論
 補 章  試論2003
   1 マックスウェルの発想と複合論
   2 『もうひとつのパスカルの原理』第1章
 参考文献


03/21 補論7「正方形の複合」。「弁証法と様相性」では、四つの様相の論理的な関係にはふれなかった。矛盾・反対・小反対・大小対当に言及するのを、わずらわしく感じたのである。しかし、この様相の論理的な関係にふれないと、様相の体系の理解は不十分ではないかと思うようになった。

 九鬼周造の示す三種の様相の体系の図を見ていて、浮かんできた考えをまとめた。複合論シリーズ第6弾。

02/12 補論6「弁証法と様相性」。九鬼周造の『偶然性の問題』を最初に読んだのは、1992年頃だったのではないだろうか。「もうひとつのパスカルの原理」で提出した複素過程論を展開していく一つの軸として捉えていた。

 昨年、『創造活動の理論』で、bisociation(バイソシエーション)が「二元結合」と訳してあるのを見て、「独立なる二元の邂逅」や「偶然性の内面化」がよみがえってきた。 

 弁証法と「偶然性の内面化」が関連して、弁証法と様相性の関係を考察できてよかったと思う。弁証法に対する理解が、一歩前進したのではないかと思う。


01/08 補論を整理した。補論1(「マックスウェルの発想と複合論」)と補論2(『もうひとつのパスカルの原理』第1章)は、補章1と補章2として、本論に(参考文献の前)移した。これが、このサイトを立ち上げたときのラインナップだった。

 補論3(「弁証法2004」)は、序文として、本論の前に移した。補論の4から8は、番号をずらして、補論のままとした。

変更前
 
補論
  1 マックスウェルの発想と複合論
  2 『もうひとつのパスカルの原理』第1章
  3 弁証法2004
  4 オイラーの公式と複合論
  5 「論理的なものの三側面」の形成について
  6 ニュートン力学の形成と弁証法
  7 周期律の形成について
  8 表出論の形成と複合論

 2005年

12/25 「如是我聞2005」。今年書いたブログ「対話とモノローグ」の記事から、ヘーゲル弁証法の合理的核心を把握する試みに関するものと、弁証法観の対照がはっきりしているものを収録した。ブログをたどるより、速く読み直せるだろう。

 また、サイトの案内を変えた。変更前。

「このサイトは、弁証法の理論を探究していく場として、開いたものです。メインは、2003年にまとめた「弁証法試論」です。このなかで、わたしは、「論理的なものの三側面」(ヘーゲル『小論理学』)の規定を解体し組み換えることによって、矛盾ではなく対話を本質とする弁証法の理論を提出しました。検討していただきたいと思います。不十分な点は補っていきます。補論を見てください。また、ブログ「対話とモノローグ」を見てください。唯物弁証法とは異なる立場から、弁証法の合理的核心を把握していきたいと考えています。(喜一郎 Kiichiro )」

12/19  補論8 「表出論の形成と複合論」。 「二枚の画布」の比喩。まったく記憶になかったが、わたしが主張している弁証法そのものと思った。さらに詳しく『言語にとって美とはなにか』を読み直してみると、吉本が言語の自己表出と指示表出を導いてくる過程が、複合論と正確に対応していると思えてきた。その思いをまとめた。吉本隆明の「自己表出と指示表出」を、わたしの「自己表出と指示表出」から導いたのである。複合論シリーズ第5弾。

12/10  第2章 認識の表論とバイソシエーション の改訂。あいまいな箇所(自己表出と指示表出)や誤っている箇所(類推の表現)を直した。また、表出論と市川理論の記号との対応を追加した。この改訂に関連する補論5と補論6の一部にも修正を加えた。

11/09  補論7 「周期律の形成について」。 はじめに(1990年)・目次(2000年)・本論(1980年)は、以前に書いてあったものだ。今回、まえがきを付け加えて、「周期律の形成について」とした。本論は、印刷してあるので、ここでは、公開せず、関心のある人に、買って読んでもらうことにした。

 25年目にして、やっと読みやすくなったと思う。まえがき(2005年)・はじめに(1990年)・目次(2000年)だけでも、わたしが主張したいことは読み取れると思う。

8/27  補論6 「ニュートン力学の形成と弁証法」。 本論では、「リンゴと月」の比喩を使った説明をしている。比喩だけなので、気にはしていたが、具体的な形成過程はなかなかまとまらなかった。この補論で、ある程度、具体的な過程に立ち入ることができたと思っている。複合論シリーズ第4弾。

 ふりかえってみると、弁証法に関心をもちはじめたのは、武谷三男の『弁証法の諸問題』がきっかけだった。弁証法に対する理解はずいぶんと違ってきている。ニュートン力学の形成過程に対して、武谷三段階論とは違ったアプローチができて、よかったと思う。

 ガリレオ・ガリレイ。これまであまり意識することなく、「ガリレオ」と書いてきた。こんどは「ガリレイ」でやった。これまでは名前でよび、こんどは名字でよんだことになる。ヨハネス・ケプラー、アイザック・ニュートン。名字でそろえたことになる。武谷はガリレイ、朝永はガリレオ。山本義隆はガリレイ、金子務はガリレオ。

 ちなみに、喜一郎は名前だが、「喜一郎 Kiichiro」は、シルクロードの「喜多郎」とマリナーズの「 Ichiro 」にあやかろうとするわたしのハンドルネームである。  

5/01  補論5 「論理的なものの三側面」の形成について。ブログ「対話とモノローグ」(2005/3/19)で発表した同名の論文の改訂。「論理的なものの三側面」の定式を導いていくヘーゲルの発想を複合論で把握する試み。

 すなわち、ヘーゲルはスピノザの規定論とカントの二律背反を選択し、混成し、統一することによって、定式を導いたと主張している。

 「マックスウェルの発想と複合論」(補論1)、「オイラーの公式と複合論」(補論4)に続く、複合論シリーズ第3弾。しかし、今回は、ヘーゲルの仮説は、普遍性はなく、いずれ消えていくと強調している点が、今までとは違うところである。

 ヘーゲル弁証法の核心を複合論によって把握することは、わたしなりに感慨があります。これによって、ヘーゲル弁証法に複合論を対置する基礎を客観的にも確立できたのではないかと思うのです。

4/03  補論4 「オイラーの公式と複合論」。公式を導いていくオイラーの発想を複合論によって、把握する試み。

 マックスウェルの発想を複合論で捉える試みと比べると、必要となる数学の知識と技能が高校レベルなので、「マックスウェルの発想と複合論」よりは、読みやすいのではないかと思っている。

4/02 「弁証法の通時的な構造」の位置づけの訂正。弁証法の通時的な構造は、「論理的なものの三側面」の三段階に対置したものである。「論理的なものの三側面」の三段階に対応させて、それとは異なった選択・混成・統一の三段階を主張しているのだから、「対応」ではなく、「対置」のほうが、正確である。

 訂正前

 この三段階は、ヘーゲルの「論理的なものの三側面」に対応する通時的な構造です。(6章)

2/16  選択・混成・統一の規定を修正(「弁証法試論」・「弁証法2004」)。「論理的なものの三側面」の規定に引きずられている部分を削除。複素数のモデルとの対応が明確になったのではないかと思う。

 修正前

1(選択) 複数の「論理的なもの」の中から、二つの「論理的なもの」を選択する。対象を規定し、他の規定と区別する段階。
 
2(混成) 二つの「論理的なもの」を対立させ、混成する。区別された規定を混成する段階。
 
3(統一)  対立する二つの「論理的なもの」を統一する。二つの混成された規定のうちに含まれている肯定的なものを把握し、新しい規定を付け加える段階。

2/02  検索窓を設置。索引として利用できると思う。

1/23  ブログ「対話とモノローグ」(弁証法のゆくえ)を開設。

1/05  補論3 「弁証法2004」。 考察の結論と試論の核心をまとめた。

 弁証法は、対話をモデルとした思考方法で、認識における対立物の統一である。この弁証法を複素数をモデルにして表現している。これが到達点である。
 ヘーゲル以降の弁証法から、「矛盾」を排除し「対話」を導入することが、試みの核心である。「論理的なものの三側面」とは異なった「論理的なものの構造」を対置している点に試論の特徴を見ることができるだろう。

 2004年

7/19  サイトの紹介文に、「論理的なものの三側面」に対する姿勢を明記。

6/12  サイトの紹介文を、一部修正。

5/29  トップページを、一部修正。

5/20  補論1を見直し、修正。補論の数式は、画像(gif)。補論1はPDFファイルで作成した方がいいのかなとも思う。

5/18  『弁証法試論』の各章を、一部修正。

5/09  サイト公開(『弁証法試論』本論・補論1・補論2)400字詰原稿用紙250枚くらい。 補論1(マックスウェルの発想と複合論)・補論2(『もうひとつのパスカルの原理』第1章)