何事にもよらずそうですが
殊に病においては、悪化させてからでは
その回復に、時間がかかってしまいます。
又、体にも経済的にも負担が大きくなります。
・予防に勝る治療無し・とは
日頃、私が皆さんに良く申し上げる事です。
現代医学では、少し意味は違いますが
この様な考え方を、ここ20年程前から
・プライマリーケア・として、可也
重要視する様になって来たのも事実です。
これに比べ東洋医学では
古くから・未だ、病まざるを治す・が
基本的な、考え方のひとつであり
病を治す為の手段としての、鍼灸術・按摩術
あるいは、指圧術等の加療は勿論ですが
予防と言う点からみても、上記の三施術が
千年以上の永きに渡り、果たして来た役割は
限りなく、おおきなものがあると言えます。
その意味では、免疫力を高め、抵抗力をつけ
これと言って、副作用のないこれらの背術が
昨今の健康ブームの一方の旗頭として
注目され始めているのも、至極当然の事と
いえるのかも知れません。
現在の、情報過多とも言える世の中では
以前に比べて、ストレスも多種多様であり
それらが、精神や体に及ぼす影響は
思う以上に、大きいものがあると言えます。
その上、それに気付かない事が多いのです。
心身の過労の蓄積は、ともすると
癌や心臓病、あるいは肝臓障害を誘発したり
脳出血などを引き起こしたりと
生命までも、危険にさらしてしまう事も
まれではないのです。
また、自律神経失調症の、発祥に伴い
挙げれば、きりのない程の症状が現れて
苦しむ事も多いのです。
しかしながら、これらの病も、日頃の摂生と
定期的に、誰かに自分の体を触らせて
その常態を、知っておいて貰う事により
自分では気付かない、体調の変化などにも
いち早く、気が付いて貰えるでしょうし
結果、前前段階で、くい止めてしまう事も
充分不可能ではないのです。
又、実際の臨床上、最も多く経験するのは
腰痛においての、その効果の顕著さです。
例えばあなたが、足腰に張りを感じ
疲れを覚えたとしましょう。
そんな時、多分大した事は無いからと
放置しておく事が、多いのではないですか?
しかし、これが突然起きる、ギックリ腰の
大きな要因になるかも知れないのです。
ひどい場合には
それが、筋の損傷のみにとどまったとしても
完治するまでに、可也の日数を要する事も
決して珍しい事ではありません。
あるいはまた、ヘルニアや脊椎分離症などの
骨の障害にまで至れば、悪くすると
多少の危険は覚悟の上で、手術と言う事にも
なりかねません。
しかし、それでも完全に治癒するとは
必ずしも、言えないのが現状なのです。
その上これが、癖になってしまうと言う事も
充分考えられます。
最初に違和感を覚えた時、ためらうことなく
早めに回復を図っておけば、この様な事は
高い確率で防ぐ事が出来る筈です。これはほんの一例ですが
前述した様に、他の疾病であっても当然
同じ事が言えるのです。
そして、こうした事をいかにやれるかが
我々治療師の、重要な仕事のひとつであると
私は考えるのです。
この様な見地から、私の施術方針は
治癒を目的とした治療は勿論ですが
素早く心身の疲労をとり去る事などにより
より大きな病に、繋がらない様努める事を 最大の主眼としているとも、言えるのです。
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