チタンパイプの溶接をしてみる
12Kgは有ると思はれるKTM950のノーマルマフラーですが
此れを約10分の1位のカーボンマフラーに交換します
エキゾーストパイプから後ろをチタンパイプの集合の半分を
利用してつなぎカーボンマフラーに連結します
チタンパイプの集合の半分の後ろが50πですのでこの径で
曲げて繋ごうとしたらここで径を小さくし絞って繋ぐ方法で
出来ないかと言うことで無理やり絞る広げるをして溶接し
ました
短い間で急激に広げるので無理が掛かります過熱しすぎて
酸化状態になり艶がなくなってしましました。
直流ティグ溶接でアルゴンガスを多めに出し真上から
アルゴンガスを吹き降ろすようにして空気から遮断するよう
に心がけます
パイプを繋ぐ時の合せ面は出来る限り隙間の無いように時間
を掛けて丹念に作り上げます、この隙間が無ければ無い程
溶接が上手く綺麗に出来 共付けも出来ます。
後で気付たのですがどうも集合マフラーの綺麗な虹色は
マフラー全体の合せや曲げも済ませけから
メッキ?をしてそれから曲がりの部分などをバーナーで
加熱して綺麗な虹色を出しているようです
メッキ?のまま溶接すると虹色になります、ワイヤーブラシを
掛けると落ちてしまいます。
上から4番目の写真は絞ったり広げたりしている様子が
良く解ります
チタンパイプは高価だけど丈夫で軽のいで気に入りました
前に本で見た事が有りますが確かチタンパイプは砂を入れ
なくても曲がるようなので試して見ます
もし砂を入れなくて曲がるのなら手間代がずいぶん助かり
ます高価な分がプラマイゼロになるかなー?
此れだけ軽くなると押しただけで解るそうです、多分乗れば
きっとライディングが変わると思います。


最近チタンバルブを交換する機会に恵まれたので
解った事などを書いて見ます
チタンバルブ交換は始めてです、吸排気両方取り替え
ましたがチタンは吸気側だけです、そもそもレースでの
使用ですので突かれてしまうと怖いのでクリアランス
を計った事から始まりました
最近のバイクはバルブ&バルブシートが格段に向上して
バルブクリアランスを取る事が余り有りませんでした
今回排気側はOKでしたがチタンバルブの吸気側が
クリアランス0.12プラマイ0.03なのに対し悪い方は0.02位
しか有りません
(腰上OH済みのキャッチフレーズですが確認して正解でした)
今はタペットキャプが有りませんのでクリアランスを測るには
ヘットカバーをはぐらないと確認出来ません 測る時はシック
ネスゲージを少しきつい位に入れるのが良いと思います
ヘットカバーをはぐるにはカバーからその周辺全て綺麗に
しないと行けませんので大変です、
0.025間隔でシムが用意されているのでシム交換でもカバー
出来ますが段付き磨耗が激しかったのとカーボンの付着が
有ったので交換しました。
バルブ&バルブシートが格段に向上しましたがレース用や
チタンバルブを考えるとノーマルとは大違いでこまめな点検
や交換が必要のようなのを痛感しました。
減りも早い気がするチタンバルブですが擦り合わせも簡単な
ので要注意です。
私の時代は高温にさらされる排気バルブが材質が良くないと
駄目なので吸入の倍近い値段でしたがその考えも終はった
ようです、チタン吸入バルブは排気の倍位の値段です。
以下は整備点検の出来無かった極端な例ですが参考にしてく
ださい。
両方チタンの吸気側バルブですが1ポートで別れている
だけなのになぜか此れだけのカーボン堆積の違いです
排気側は殆んど磨耗していないのに凄い段付き磨耗
です、此れではバルブクリアランスは無くなってしまいます
両方新品ですがなぜかチタンの方だけが錆び?汚れて
います
今回のバルブを外す時に製作した治具類です、左のは
カムリフターを外した時にそこに入れるカバーです。
高回転なのにバルブスプリングがシングルなのにも
驚きました、径が小さくて長い気がしました。
点検さえしているともっと早く見つけられます
リヤクッションリンク部のベアリングこれでは
駄目なので交換になります ここまで来ると
シャフトも駄目だと思います。
リヤブレーキぺタル支持ボルトですが此れでは自分の
思ったフィーリングは期待出来ないと思います。
キャブレターのホットスターターのバルブが入る所です
水跡や小さな砂粒が確認出来ます、
バルブが帰らなかったりすると性能が出ません
キャブレターも外すに大変ですがこまめなOHが必要です
チェーンのピンが確認出来る所なので点検し
交換した方がいいと思います(チェーンの
他のピンの減りも予想出来ると言う意味です)
抵抗は少し多いですがシールチェーンは長持ち
します
良い時代?でチタンのステー材や溶接棒スプリングフック
まで少量でも手に入ります。
戦車の砲弾を思わせるようなマフラーで持ってみると
その重たさにびっくりします。
チタンは丈夫なのでパイプの肉厚が薄くて済みますその分
熱は凄く周りに撒き散らすと言う表現でいいのかな?
近辺が高温になるので製作の際はその辺も考慮したいです
テスト走行に行こうとしたら私の体格では到底乗れる代物
では有りませんでした、同類機種を砂漠で優勝させるなんて
ガストン ライエ選手ってやっぱ神様のような方だった
んですね
パイプの曲げをテストして御報告する頃にはもっと溶接も
上手になっていいると思います楽しみに待っててね。
チタンパイプを曲げるには何処をどの位の時間で加熱するか
が問題になって来ると思います。
丁度良くT4の5052材のアルミ板を加熱だけで曲げる機会が
有りましたので書いて見ました、
(多分この曲げ方が一番近い曲げ方だと思ってます)
前にも作った事のある旅行用の大切な物を入れる鍵付きで
アンダーガードと共通の物です。
パイプのように砂を入れて曲げたいRの型を作り加熱後その
R通りに曲げればOKと言う訳には行きません
砂曲げでも乾燥 粒が揃っていないと上手くなかったり
加熱位地が微妙にずれると曲の位地もずれてしまいます。
型に触れるとたちまち温度が下がってしまいますし型の温度
が丁度良くなった頃は作業が終わる頃と言う状態です。
加熱機はプロパンガスの加熱機でどちらかと言うと集中型
の方ですので広く加熱する時は離して使います、昔は
アセチレンを使ってましたが不安定ガスで怖いや酸素溶接は
もう無いので切断も含めてプロパンガスに切り替えました
一番上の写真のように一番強く曲げたい所を太い線で
(念入りに)印を付け細い線はこの辺りも少し強めと言うように
印を付けておきます、このマジックインクの薄れ方で加熱程度
も判断します、後は少し力を入れて曲がり始める所を確認し
加熱加減を調整しながら曲げて行きますが始める時に
細線の少し下30Cm位から加熱をして辺り全体の温度を少し
上げ本当に加熱したい所の条件を整えます、上の方も同じ
事です、
ポイントは本体を押さえている物に熱が逃げない工夫を
する事や(少し離してつかむ等)隅には熱がたまり易いなども
大事だと思います。
計算どおりに行かず最期の曲げは治具を2回程
作り直して曲げました
前より時間短縮と綺麗に出来ましたし依頼者の方が
蝶番を良い物を取ってくれたのでふたも上手く行きました
もっと写真を観たい方は以下をクリックしてください
ヤフーフォトにジャンプしますのでそこの旅行用DR650
を選んで下さい。