2サイクルエンジン
2サイクルエンジンで調子悪いエンジンをOHやら部品換え
たので少し書いて見ました。

クラッチの調子が悪いと言われて修理に入って来たバイクです
がクラッチ側を分解してみるとクラッチは最後に悪影響を受けた
所でまだ先が有りました。

下の写真はキックギャーとアイドルギャーですがご覧のように
ひどい破損状態です、当然アイドルギャーの相手のクラッチアウ
ターのギヤーも傷つきますがこの部品が高価なので丁寧に
オイルストーンで修正しました、本来なら交換です。

キックが踏み下ろされるとキックギャーが螺旋状のスプラインに
より移動してアイドルギャーと噛み合いますアイドルギャーは
さらにクラッチアウターのギヤーに伝えます、
プライマリー方式と言いこのおかげで何速にギヤーが入ってても
クラッチを切ってエンジンを始動できますが少し抵抗が有ります
のでキックの弱い時はニュ−トラルに入れた方がエンジン始動
は良くなります、
ギヤーの破片で傷が付いてしまったクラッチ関連部品
上記に書いたように少しの抵抗でもエンジン始動は影響
を受けます
右のシリンダー内の2枚の写真をご覧になってもらうと
解りますが燃なえかったオイルでひどい状態になっています

クランク室も多分ひどい状態になっていると思います
こんな状態で1週間位乗らないで さー今度エンジンを
掛けようとしたらすごい抵抗でひどい時はキックが降りない
と言う事になってしまします

さらに追い討ちを掛けるのがシリンダーヘットにもすごい
分厚いカーボンです、圧縮が上がりすぎて各ギヤー類に
大変な負担を掛ける事になります

そこで無理してキックするのでギヤー破損してその破片で
クラッチに傷が付いて切れなくなる、切れないからマスター
やリレーズシリンダーのエアーの噛み込みなどを予想して
あせって修理すると何がなんだか解らなくなってしまいます
ミッションオイルも大切でこれも絡んで来るとなおさらです

でも少し救われるのはこう言う分厚いカーボンは落とし
易いです、キャブレターコンディショナーなどを付け少し放置
してからふき取ると割りと簡単に落ちます

割と簡単に落ちると言ってもカーボンです、写真良く見て
貰うと解りますがシリンダーに傷をつけています
今回これが3箇所にも付いてました

本当ならこれもピストン&リングも含めて交換ですがこれも
今回交換しません了解を得て安生乗ってくださいと言う
所で落ち着きます。

使うオイルの話になって来ますが、クランク&ベアリング
シリンダー壁やら色々な所を焼き付きから守ってます
そして最後は綺麗に力強く燃えなさいと言われても大変です

こまめなOHと乗り方に注意を払って貰うのが1番だと思い
ます

エンジンが温まったら歯切れ良くエンジン回転を上げてやり
クランク室に混合ガスを出来るだけ溜めない事も大事です

そんなには難しい事では無いので自分でシリンダーヘット
等を分解したりしてエンジンがどんな状態に有るのかを知り
又自分にはどのオイルが適しているのかも解って置く事も
大事では無いかと思います。

2サイクルオイルは出来るだけ密着するように粘る要素が
有りますのでマフラー汚れたり、それも落ちにくいです。

今回は極端な例ですが扱い方でこんなにもなってしまう
事も考えたりしながら参考にしてください。
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こんなに綺麗になりますが残念ながらカーボンで
傷が入ってしまってます、これが後2箇所有ります
2サイクルは排気ポートの辺りが1番焼き付き
易いです。
分厚いカーボンは割りと簡単に
キャブレターコンディショナーなどを付け少し放置
してから擦り取ると割りと簡単に落ちます。