岡山縦断八つ墓村オフ
〜強行突破のロケ地めぐり〜
10月 9.10、11日の3日間、
「岡山縦断八つ墓村オフ」に参加。(参加人数:私を入れて7名)
横溝正史の作品を愛する人たちのオフ会です。
映画やドラマで舞台となった岡山の名所を巡る内容です。
初参加の私としては、どんな人がくるかと思ってたのですが、意外と明るい人たちばかり(失礼!)
さらに彼らの読書量はたいしたもの。横溝以外の作家も論評するので「やはり違うな〜」と思いました。
日程は
10日(土)
野崎家旧宅(倉敷市)
11日(日)
吹屋ふるさと村:西江邸、郷土館、ベンガラ館、笹畝坑道、広兼邸(成羽町)
羅生門、満奇洞(新見市)、古本屋(津山市)、耕心村(苫田郡奥津町)宿泊
12日(月)
八塔寺ふるさと村(吉永町)、古本屋(岡山市)
初日(11日)は新倉敷駅南口で集合。
昼食を取り、倉敷市児島にある野崎家旧宅を訪れる。私としては3回目の訪問。
<野崎家旧宅>
ここで今年3月にフジテレビで放送された『犬神家の一族』(稲垣吾郎主演)の収録が行なわれました。(私は観ていない。。)
PHOTO派の私としては快晴を望んでいたのですが、天気は曇。写真を何枚か撮ったのですが納得のいく写真は出来ませんでした。
野崎家が終わったら、彼らは吹屋ふるさと村に予約してあるホテルに直行。
私は自宅で寝て明日合流となりました。
2日目(11日)は上記の通りかなりハードなスケジュール。計8個所。。
史跡めぐりの好きな私でも1日でこれほど多くの名所を廻ったのは初めてです。
しかも県南の私の家から吹屋ふるさと村まで車で1時間半かかりました。その上、昨日眠れなく睡眠時間たったの1時間。どうなることかと思いました。
最初は西江邸に向かう。
県道33号線沿いに車を止め、10分ほど山を登る。
だいぶ開けて見えたのが城郭のような屋敷。赤銅色の石州瓦と白壁がみごとにマッチした独特の風情ある大庄屋の屋敷、西江邸。
<西江邸>
西江家は江戸時代末期、銅山経営とローハー(ベンガラの原料)の製造で財をなした土地の大庄屋。
大庄屋というと広兼邸が定番でここは隠れた穴場というべきか。一度は見ておく価値はあると思います。
ここでも金田一シリーズのロケがなされたらしい。
西江邸の後は吹屋ふるさと村街道へ。ここはこのふるさと村のメインスポット。天気が良ければ持ってきた一眼レフに火が噴くのだが(笑)
<吹屋ふるさと村街道>
標高550mの山麓に塗込造りベンガラ格子の町屋が建ち並んでいます。
天気の良い日には倉敷の美観地区以上に見応えがあります。
この後は、車でベンガラ館、笹畝坑道、広兼邸と予定通り進む。
<ベンガラ館>
弁柄工場を復元したのも。
弁柄の用途として、
漆器用、陶磁器用、建築用、製紙用、製瓦用、印刷インキ用、皮革用、染織用等に使われた。
<笹畝坑道>
ここで産出された鉱石は、江戸時代、馬の背に乗せて成羽町下原まで運ばれ、高瀬舟に積まれ玉島港まで行き、海路を利用し大阪の銅役所に運ばれた。(パンフより)
この坑道は一見の価値あり。特に親子連れにはお薦めです。
<広兼邸>
いかに大きいかは右下に見える白い車を比較されれば分かると思います。
小泉銅山とローハーの製造で江戸時代末期富を築いた広兼氏の邸宅。
「八つ墓村」の大庄屋「田治見家」に使われるほど立派な邸宅で「八つ墓村」の映画はこの屋敷を中心に撮影されています。TVドラマ「獄門島」なども撮影されています。(パンフより)
この後、県道50号線を東に走り新見市の羅生門に向かう。寝不足の私は運転を代わってもらう。助手席で昼寝といきたかったが、一行は道に迷いでそんな暇はありませんでした(笑)
<羅生門>
ここは個人的に2回目の訪問になる。
ここでも八つ墓村のロケがあったのか。
地下の大洞穴が一部を残して陥没し、高さ40mに達する天然の石門をつくったらしい。
さらに車は北上し満奇洞へと向かう。このころさすがに私は限界に達していた。宿で休みたいよ〜
<満奇洞>
ここも2回目の訪問になる。
八つ墓村のロケとしてあまりにも有名になってるようです。
昭和4年与謝野晶子が「奇に満ちた洞」と詠んだことから満奇洞といわれるようになったらしい。いかにも神秘、幽玄にあふれる洞穴だ。
今回は一眼レフに外部ストロボを付けて撮影するが、どうも満足のいく写真は出来ませんでした。。ひょっとしてコンパクトデジカメのほうが写りが良かったりして。。。
夜、宿泊予定の「奥津ファームビレッジ耕心村」(奥津町)に到着。
夜食の前に、近くの奥津温泉(花美人の里)に行く。
日頃はシャワーだけ。湯船につかっても腰だけつかってすぐ出るという私ですが、ひさびさにゆっくり肩までつかって温泉を楽しみました。温泉の効能がどうたらこうたらというよりは全体の雰囲気を楽しんだ感じです。
宿に帰り、コンビニで買った食事をみんなで食べる。
食べながら10月1日に放送されたTV『八つ墓村』(稲垣吾郎主演)のビデオを観る。
この役者は適役かどうか、演技はどうかなどかなり突っ込んだ意見が多くさすがと思いました。
そういえば『八つ墓村』の原作はいつ頃読んだかな〜平成7.8年頃か。もう7.8年も経ってるな。しかも一度読んだだけでもうストーリーはほとんど忘れてるなぁ。。
時間が経つにつれ、コンビニで買ったワンカップ大関は心地よく体に回りいい気分になってくる。
ひさびさの酒。病み上がりにはなんと気持ちいいことか。
おかげで、神経質でこういう場所ではなかなか眠れない私ですがグッスリ眠れました。
11日、朝、雨。一行は南下し和気郡吉永町の八塔寺ふるさと村に向かう。
途中、先頭の車が近道の為なのか、突然細い山道に入る。この道がたいへんで、何ヶ所か土砂崩れを起こしていて道がもうすぐ崩れそうになっていてヒヤヒヤしました。やっとの思いで無事到着。ここまできた時は天気は晴れ、しかも空気はとてもきれいで心の洗われる思いがしました。
この風景どこかで見たことがあるぞと思ったら、昨日観た「八つ墓村」の光景ではないか!
ロケのため標高400mの山頂部までわざわざ足を運ぶとはたいしたものです。
それにしても茅葺の屋根の美しいこと。
右の写真は上の写真より右側にある民家。この景色はたいへん気に入り何枚も写真を撮りました。撮ってるとおばさんが来て、この民家は今村晶平監督の映画「黒い雨」のロケ地になったと教えてくれました。
八塔寺ふるさと村を終了し一行は南下する。
和気ICで高速にのり岡山ICで下りる。最後の名所?「万歩書店・岡山本店」に向かう。この本店は県下では最大の古本屋。他県でもこれほど大きな古本屋はないでしょう。倉敷店も大きいのですが、ここ最近本を整理し棚の間を広くしたりとずいぶん本が減ってしましました。
こここそ皆さんの本領発揮か?駐車場に停めた後の動きの速いこと速いこと。すばやく本屋に入りキビキビと本を見て颯爽と店内を動くさまは別人をみるよう。その迫力に私は押され気味で店内をうろつくだけ。。
みんな買った後、ここで解散。東に帰る人、西に帰る人、さまざまでした。
帰宅して見た走行距離はなんと520km!しかもほとんどが山道だったので平成6年式の車も相当疲れたことでしょう(笑)
幹事さん、皆さん、どうもありがとうございました。お疲れ様でした。
楽しく充実した3日間でした。
またお会いできる日を楽しみにしております (完)