
清秀硝子工房
代表 清水秀高
経歴
1974年 神奈川県に生まれる
1988年 中学2年生の時デパートの伝統工芸展で、師匠と江戸切子に出会う
1992年 高校卒業後師匠に弟子入りし、江戸切子の道に入る
2007年 清秀硝子工房設立
2008年 清秀硝子工房自身の工場を構える
2010年 (財)伝統的工芸品産業振興協会 伝統工芸士に認定

私が江戸切子を始めた経緯
初めに、私の経歴を見て頂ければ、分かって頂けると思いますが、私は代々続く江戸切子職人の家系で育った訳ではありません.
私の父親は自営業でしたが、ごく普通の家庭で育ちました。
そんな私が、江戸切子職人になった経緯を紹介したいと思います。
私は小さい頃から、図画工作が大好きで(それしか取り柄が無かったともいいますが・・・)大人になったら「職人」になりたいと常ずね両親に話していました。
それを知っていた母親が、私が中学2年の時にデパートでやっていた伝統工芸展の催事に連れて行ってくれました。
そこで、出会ったのが、江戸切子と私の師匠です。
私は、目の前で作品が出来上がっていくのが、とても面白く、催事が終わる日まで、毎日見に通いました。(当時入っていた部活もサボって・・・笑)
そんな私に師匠は少し体験もやらしてくれて「こういう仕事がしたいのか?」と聞いてくれました。
私は勿論「はい!」と答えました。
すると師匠は、「じゃ〜うちで働くか?(笑)」と言って下さいました。師匠は中学生相手なので冗談半分で言ったのでしょうが、私は真に受けて、その時から江戸切子職人になると完全に決めていましたね(笑)
(子供には冗談が通じませんね)
後日、師匠の仕事場にお邪魔させて頂き、見学もさせて頂きました。
そして、私が中学を卒業する時、一度師匠の所に伺ったのですが、せめて高校ぐらいは卒業してから来なさいと言われ、高校に進学しました。
いよいよ高校も卒業に近づき、就職活動も始まり、再度、師匠の元に伺いました。当の師匠は私の事はすっかり忘れていましたが、話をしたら、ちゃんと思い出して下さいました(笑)
その頃、世間はバブルが弾けて景気は下向き。 厳しい現状でも「約束だから」と私を弟子として雇って下さった師匠に「粋な職人」を感じました。
そして、高校卒業後、晴れて江戸切子職人への道が始まった訳です。
その後、職人としての道乗りは、また他の所で紹介したいと思います。
それと、私がどんな事に興味を持ち、どんな事が得意なのか?と言う事をしっかり理解していて、伝統工芸展に連れていってくれた母親と、学力だけを優先させずに将来の事などを私の自由に選ばせてくれた父親に感謝ですね。

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