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      血液型の分布



 「ABO式血液型と民族の文化(民族性)の間に関連性がある」という指摘は私が初めてではありません。し、このことは、すでにある程度認められていることです。しかし、原因は、民族の移動によるものという説で落ち着いているようです。



   世界のABO式血液型の分布


 先ずは、色々な国、地域、民族のABO式血液型割合を見てください。

注意
 ご存知の方も多いと思いますが、色々な地域、民族のABO式血液型の割合というのは、それほど正確なものではありません。調査をするたびにかなりの変動が見られます。
 とはいっても、とんでもないほど狂うものでもないので、大雑把な数値、あるいは傾向を把握していただければ、と思います。

表5
  O・プロコプ,W・ゲーラー著.石山c夫訳:『遺伝血清学』(学会出版センター)より
民族 被検査数 頻度(%) 頻度(%)
AB σm
アベシニア 400 42.8 26.5 25.2 5.5 2.5 17.5 16.8 65.4
エジプト 10,045 32.6 35.5 24.4 7.5 0.5 25.0 17.9 57.1
アイヌ 509 17.0 31.8 32.4 18.4 2.2 29.7 30.1 41.2
アルバニア 500 37.8 43.0 13.2 6.0 2.2 28.4 9.3 61.4
アラブ(バグダッド) 500 34.1 30.8 28.9 6.2 2.2 22.1 20.9 58.6
アルメニア 3,816 31.2 48.5 13.8 6.5 0.8 33.4 11.2 55.9
オーストラリア原住民 805 53.2 44.7 2.1 - 1.8 26.0 1.4 72.9
バスク 383 51.2 43.6 4.2 1.0 2.6 25.6 2.6 71.7
ベルギー 3,500 46.7 41.9 8.3 3.1 0.8 25.7 5.8 68.4
ブラジル 4,007 46.9 41.2 9.1 2.6 0.8 25.2 6.2 68.4
ブルガリア 6,060 32.1 44.4 15.4 8.1 0.6 30.8 12.3 56.7
ブルエート 1,602 33.3 20.9 37.5 8.3 1.2 15.8 26.4 57.8
中国(広東) 1,000 45.5 22.6 25.0 6.1 1.6 16.0 17.4 67.4
デンマーク 16,437 41.1 43.5 11.2 4.1 0.4 27.8 8.2 64.0
ドイツ各地 17,2701 39.1 43.5 12.5 4.9 0.1 28.2 9.1 62.5
イギリス 19,0177 46.7 41.7 8.6 3.0 0.1 25.7 6.0 68.3
エスキモー(アラスカ) 341 36.9 44.9 11.7 6.5 2.7 2.9 9.5 60.7
エスキモー(グリーンランド) 607 54.2 38.5 4.8 2.0 2.0 22.7 3.2 73.6
エストニア人 3,060 33.7 35.5 22.5 8.3 0.9 25.0 16.9 58.0
フィドシール 200 43.5 34.0 16.5 6.0 3.5 22.5 12.0 66.0
フィンランド 23,200 34.1 41.0 18.0 6.9 0.3 27.9 13.4 58.7
フランス 34,000 42.9 46.7 7.2 3.0 0.3 29.2 5.3 65.5
ジョージア 2,178 46.2 37.4 12.0 4.4 1.1 23.7 8.6 68.0
ギリシャ 4,398 40.0 41.6 13.7 4.7 0.8 26.7 9.6 63.3
ハワイ 413 36.5 60.8 2.2 0.5 2.5 38.2 1.8 60.4
オランダ 64,000 45.3 42.7 8.9 3.1 0.2 27.1 6.2 67.3
インディオ(ブラジル) 356 100.0 - - - - - - 100.0
インディオ(マヤ) 223 97.7 1.3 0.5 0.5 3.3 0.6 0.1 98.8
インディオ(ペルー) 200 100.0 - - - - - - 100.0
インディオ(ラマ,ナバホ) 361 76.7 23.3 - - 2.6 12.4 - 87.6
アイルランド 10,784 52.0 34.7 10.3 2.9 0.5 21.1 6.9 72.1
アイスランド 800 55.7 32.1 9.6 2.6 1.8 19.0 6.2 74.7
イタリア(ミラノ) 1,500 45.6 40.5 10.6 3.3 1.3 25.3 7.4 67.6
イタリア(サルディニア) 968 49.8 26.4 18.9 4.9 1.6 16.7 12.3 70.5
イタリア(トリエステ) 1,391 36.1 51.1 8.6 4.2 1.3 33.3 6.8 60.1
日本 301,959 30.5 38.2 21.9 9.4 0.1 27.6 17.1 55.2
ユダヤ(シャルコウ) 383 28.0 42.3 23.5 6.2 2.6 30.9 18.8 52.9
ユダヤ(ドイツ) 230 42.1 41.1 11.9 4.9 3.3 26.3 8.6 64.9
ユダヤ(ジャシイジェシイ) 1,135 38.2 39.1 17.5 5.3 1.5 26.0 12.8 61.8
ユダヤ(ポーランド) 818 33.1 41.4 17.4 8.1 1.7 28.8 13.5 57.5
カヘット 1,274 36.8 42.3 15.0 5.9 1.4 28.3 11.3 60.7
カルムック 214 25.7 22.9 40.6 10.8 3.4 19.0 30.7 50.7
キルギセン 500 31.6 27.4 32.2 8.8 2.2 20.6 23.6 56.3
朝鮮 9,434 27.7 31.5 30.7 10.0 0.5 23.9 23.4 52.6
ラップ 404 28.9 62.6 4.4 3.9 2.5 42.0 4.5 53.9
リトアニア 2,452 40.1 34.1 20.0 5.8 1.0 22.8 14.3 63.4
レット 1,160 32.2 36.6 24.2 6.9 1.5 26.2 18.3 56.8
マオリゼ 623 45.6 53.8 0.6 - 2.0 32.1 0.5 67.4
マーシャル群島 343 52.2 28.0 16.9 2.9 2.7 17.3 10.8 72.3
黒人(バンツー) 5,000 54.5 23.6 19.7 2.2 0.7 13.8 11.6 73.8
ノールウェー 34,864 38.6 49.4 8.2 3.8 0.3 31.6 6.2 62.2
オーストリア 10,000 36.3 44.1 13.4 6.0 0.5 29.4 10.2 60.4
パプア(ニューギニア) 255 40.8 26.7 23.1 9.4 3.1 20.1 17.8 63.9
ペルシャ(サマルカンド) 500 30.6 31.8 31.6 6.0 2.2 23.7 23.5 55.3
フィリッピン 382 45.0 22.0 27.0 6.0 2.6 15.2 18.1 67.1
ポーランド 40,000 33.4 38.5 19.5 8.6 0.2 27.1 15.0 57.9
ポルトガル 500 35.2 52.8 8.2 3.6 2.2 34.4 6.5 59.4
ルーマニア 1,278 33.5 41.2 19.0 6.3 1.4 27.5 13.6 57.9
ソ連各地 57,122 32.9 35.6 23.2 8.1 0.2 25.1 17.1 57.4
スウェーデン 4,000 37.7 47.3 10.0 4.9 0.8 31.0 8.0 61.0
スイス 1,000 40.2 48.9 7.9 3.0 1.6 30.9 5.9 63.4
セルベ 500 38.0 41.8 15.6 4.6 2.2 27.7 11.6 61.7
スロワキア 500 41.8 36.8 16.2 5.2 2.2 24.0 11.5 64.7
スペイン 50,791 38.2 47.2 10.1 4.5 0.2 30.5 7.6 61.8
タタール(カザン) 500 27.8 30.0 38.8 13.4 2.2 23.3 22.5 52.7
チェコスロバキア 5,130 29.8 44.0 17.6 8.5 0.7 30.7 14.3 55.0
チュワリセン 3,554 30.3 29.3 33.4 7.0 0.8 21.6 24.5 53.9
トルコ 1,724 42.6 33.6 17.9 5.9 1.2 22.2 12.7 65.3
ウクライナ(キスロストック) 902 36.8 39.9 17.6 5.7 1.7 26.9 13.1 60.7
アメリカ(白人) 20,000 45.0 41.0 10.0 4.0 0.4 25.9 7.3 67.0
ハンガリー(ブタペスト) 1,000 35.7 43.3 15.7 5.3 1.6 29.2 11.9 59.8
ウスベク 694 28.7 36.5 26.6 8.2 1.9 27.2 20.8 53.6
白ロシア 1,448 37.1 37.2 19.7 6.0 1.3 25.3 14.4 60.9
チゴイネル(ハンガリー) 925 28.5 26.6 35.3 9.6 1.6 20.8 26.5 53.4

 この表から何が分かるでしょうか?

 この表は、O・プロコプ,W・ゲーラー著.石山c夫訳:『遺伝血清学』(学会出版センター)に載っていたものです。日本人が書いた本ではありません。にもかかわらず、日本の被検査数が異常に多いことが分かります。

 外国では、ABO式血液型と人間性について話題に上ることが少ない最大の原因は、ここにあることが分かりますよね。
 
 日本人であれば、誰に聞いても、自分が何型であるか知っていると言ってもヨイくらいです。これは、ABO式血液型と人間性の関係が話題になる以前からでした。古畑種基氏の業績なのでしょうか??




 次に、ムーラントという人の描いた先住民の遺伝子頻度図を見てください。
 この図は、松田薫氏の著書『改訂第二版「血液型と性格」の社会史』(河出書房新社)に載っているものを借用。著書には「禁盗用」などと書いているが、この図は問題ないでしょう。と勝手に判断。

図2      先住民のA遺伝子頻度図(ムーラント1976)
図3      先住民のB遺伝子頻度図(ムーラント1976)
図4       先住民のO遺伝子頻度図(ムーラント1976)


 以上の表と図で何が分かるでしょうか?

 まあ、ダイタイの世界のABO式血液型の分布の状況ですね。





   民族の移動 

 では、なぜこのように分布するようになったのでしょうか?


 民族が移動したからでしょうか?


 まあ、そういうことでしょう。


 免疫の分布から民族が移動した経路の仮説もありますよね。しかし、ABO式血液型の分布とこの仮説を比較するとどうでしょう?


 下の図(図5、図6)は、槙原和郎氏著『日本人の起源』(小学館)から写したものです。この図を選んだのは、単に手元にあったからです。ですが、この種の著書によく見かけることが多いと思ったので載せてみました。

図5
図6
   ユーラシア東部における農耕文化の展開
          日本への伝播ルート(模式図)


 おそらく日本列島には、図に描かれているようなルートで、人が移動してきたり、文化が伝わってきたのでしょう。この点、このような方面を専門にしておられる人達の考えを批判するつもりはありません。

 ただ、ABO式血液型の遺伝子割合からすると、どうも変ですよね。
 説明付きません。


 というのは、図2を見て頂ければ分かるのですが、これらのルートに、日本人ほど多くのA遺伝子を多く持った地域がないのです。


 DNAの分布から民族が移動した経路の仮説を打ち立てても、おそらく結果は同じこと。ABO式血液型の分布はDNAの分布と一致しないでしょう。

余談
 免疫やDNAを指標にして民族の移動を調べようとするとき、どのように分布しているかということも重要ですが、それ以上に重要なのは、指標にしようとする免疫やDNAの役割です。
 
 免疫やDNAを指標にして民族の移動を調べようとするのであれば、必ず指標にする免疫やDNAには地域、民族によって異なる割合になっているはずです。
 地域、民族によって異なる割合になっているのであれば、百年や二百年というスケールでは変わらなくても、千年、万年というスケールで見ると、必ず、何らかの影響で割合が異なってくる。でなければ、地域差、民族差など出てこない。
 割合が異なってくる原因は、免疫やDNAに役割があるからです。

突然変異
 「突然変異」などという便利のいい言葉を使う者を、私は科学者とは認めません。○○学会では認められているというのであれば、その学会そのものを、科学者の学会とは認めません。

 今は原因が分からないので、とりあえず、「突然変異」という言葉をつかわさせて頂くというのであれば良いが・・・・。
 「神によって、使わされた」と同じでしょう。

 「説明の付かないこともある」と言われるかもしれませんが、説明の付かないことを説明するために努力するのが科学です。


 この役割が分からない限り、どのように分布しているかが分かっても、民族の移動を調べようとするときの指標にはならない。



 とは言っても、現在このような方面で活躍されている方々を非難するつもりは全くありません。役割を調べるのは、このような方面で活躍されている方々の仕事ではない。調べていたのでは、本来の研究が出来ない。
 このような、状況の中、色々な手法を考案し、これらを駆使し研究を行われているのですから、頭が下がります。





   
人類の移動
 


 
図7は、人類の移動模式図です。

 この図は、私が人類の移動経路について、色々なところで見たり聞いたりした内容を白地図に、私なりに描いたものです。
 このような図はどこにでもありそうなのですが、すぐには見つからなかったので、このような方法を用いました。
 ということで、色々と間違いを犯していると思いますが、全体としてはデタラメでもないと思います。
 何れ適当な図が見つかれば取り替えます。ということで、大目に見て頂ければ有難く思います。

図7   簡単な人類の移動模式図


 図8は、図2のムーラントの先住民のA遺伝子頻度図と図7を組み合わせたものです。
 さて、どうでしょう。

図8






  A遺伝子の分布の仮説

 図8から、A遺伝子の人の多い地域は、先端地域であるマレー半島から外洋へ人類が進出したポリネシア地域、オーストラリア地域。先端地域であるチュコト半島から、アメリカ大陸へ進出した地域。それに、先端地域のヨーロッパ辺りですかね。
 現在は、どの新大陸もA遺伝子の割合が高いのですが、先端地域であるヨーロッパからの移民によることはよく知られていることです。

   先端地域について

 昔、地理学において、「先端性の研究」がよく行われた時期があった。

 「先端性の研究」というのは、半島の先端地域の人は、海外に新天地を求め移民することが多いことに注目したものです。

 例えば、日本でいえば、紀伊半島の南端、串本辺りから多くの人がブラジルに移民したとか。外国では、ヨーロッパ西端のポルトガルの人達が大航海時代を築いた。スカンジナビア半島のノルマン人の活躍とか。アラビア半島から、イスラム教が東アフリカからインドネシア辺りに伝わった。インド半島南端から小乗仏教がインドシナに伝わった。マレー半島辺りから、オセアニアの島々に人類が移動したとか・・・・・。切がありません。

 それに引き換え、海岸線の出入りの少ないアフリカでは、比較的大陸に近い島であっても、大航海時代以前は無人島であったりする。例えば、カナリア諸島、カーボ・ヴェルディ、ビオコ島など。太平洋側では、マダガスカルは、アフリカに近いにもかかわらず、マレーの文化圏。

図9  先端地域の特性を示す例        
             帝国書院編集部編『新詳高等地図 初訂版』帝国書院


 ではなぜ、先端地域にA遺伝子の人が集まるのか?

 それと、先端地域だから、海外に行くのか? それとも、A遺伝子が多いから海外に行くのか?


 二つの疑問が生まれる。



 「先端地域」。言い方を変えると、「僻地」ではないですかね。

 心理構造のページで、Aの人は、「ものの見方を変える・・・。言うは易し、行なうは難しである」と述べた。このことが、原因の一つかもしれません。
 というのは、A型の人が、結論を出すことが出来ず、右往左往、マゴマゴしている間に、周辺地域に追いやられる。


 それと、「A型は・・・・・、自分の法則を作りたがる」とも私は述べた。言い方を変えると、「自分の生き方を見つけようとする」ではないでしょうか。

 自分の生き方を見つけようと、未知の地へ・・・・。


 この二つの要素が、A遺伝子を、「僻地」、「先端地域」へと進めたのではないかと私は考えます。
 そして、先端地域から、海外へ。

注意
 僻地は、何も、先端地域、海外ばかりではありません。険しい山もそうではないでしょうか?
 A遺伝子は、ヒマラヤやエチオピアの高原地域にも、比較的多いことにも注目して頂きたい。


 それと、インド半島の南端には、比較的A遺伝子が多いことにも注目して頂きたい。

 なお、ヨーロッパの中で、特にA遺伝子の割合の高い地域は、スカンジナビア半島とイベリア半島。「ノルマン人の活躍」、「大航海時代」、共に先端地域の特性を示したことで有名です。





  B遺伝子の分布の仮説

 もう一度、ムーラントの先住民のB遺伝子頻度図を見てください。

図3  先住民のB遺伝子頻度図(ムーラント1976)


 図9から、B遺伝子の人の特に多い地域は、インドシナ半島〜インド〜中央アジア〜ウラル地域とモンゴル〜中国の華北・東北地方〜ロシアの極東地域かな。その他、旧大陸は僻地を除けばダイタイ多い。それとインドネシア。
 例外も多いが、全体として見ると、人類の中心地域かな。

 A遺伝子が、「自分の生き方を見つけようと、未知の地へ・・・・」に対して、B遺伝子は既知の地域に多い。



 以上述べたことで、私は、B遺伝子を持つ人は、「自分の立場を絶対的なものと感じるので、B型の人は、既知の地域から出ようとしない」と言いたい。

 心理構造のページで、Bの人は、「自分の立場を絶対的なものと感じているから、自分の外のものに興味を持つことができる」と私は述べた。
 この時の「自分の立場」は、普通どういうものでしょうか?

 「自分の外のものに興味を持つ」が、「自分の立場」の人なら、世界中飛び回るかもしれません。しかし、普通の人であれば、自分の親兄弟、仲間、生まれ育った地域から受けた影響。又は、そのものが、「自分の立場」となるのではないでしょうか?

 能見正比古氏の解釈とはズイブン異なりますが、このように解釈すると世界中の文化を説明でき、能見正比古氏の著書の内容の殆どは説明できます。後は、外国におけるABO式血液型と人間性の研究が発達し、能見正比古氏とどのような違いが生ずるか。この違いを私の仮説で説明できるかです。理想は、先に、予測しそれが「アタル」ということです。



 能見正比古氏の解釈とはズイブン異なりますが????
 「B型の多いモンゴル人は自由に草原を移動する」。たしか、能見正比古氏は、このようなに述べられていた。私は、「B型の多いモンゴル人は自由に既知の草原を移動する」。それほど変わりませんね??

 どうでしょう??

余談
 既知の地域にB型が多く、A型は未知の地を求めるという傾向は、現代にも通じることだと思います。

 A型の多い欧米人は、未知なるものを求め、法則を作りたがり、科学を発達させる。B型の多い東洋人は、西洋人の考えたものを真似て、あるいは利用して、経済を豊かにしようとしている。



 もう一つ言うなら、ABO式血液型と人間性の関係が、日本の性格学や心理学の人達に評価されない原因はここにある。
 話をヤヤコシクするだけなので、ここでは説明しません。
内向的文化と外向的文化
 A遺伝子の分布とB遺伝子の分布を比べるとC・G・ユンク提唱した。外向型文化の地域(ヨーロッパ)と内向型文化の地域(アジア)と一致することにも注目してください。





  O遺伝子の分布の仮説

 もう一度、ムーラントの先住民のO遺伝子頻度図を見てください。

図4  先住民のO遺伝子頻度図(ムーラント1976)

 O遺伝子が多い地域は、中南米とアフリカ。
 いくつかの理由が考えられると思いますが、

 本当のことは分かりませんが、私は、「淘汰説」を提案したい。

淘汰説

 この説の根拠となるのは、心理構造のページで、O型の人は、「受け容れるか拒むか」という感情によって判断すると述べた。人間にとって、最も拒みたいものは、「死」ではないでしょうか。
 A型やB型の人は、自分の法則とか自分の立場に基づいて行動するため、「信念に従って突き進み、死をも恐れず」ナンテいう行動を起こしやすくなる。  のに対して、O型は「受け容れるか拒むか」という感情によって判断するために、このような行動は、控える傾向を示すと予想される。


 アメリカインディアンの先祖たちは、チュコト半島から、アメリカ大陸には、何度にも分かれて、少しずつ渡ったと聞く。まあ当然ですよね。
 初期に渡った人達の集団が、後から渡ってきた集団に押されるような形で、南下したとも聞く。

 初期に渡った人達は、マンモスをも凌ぐ大型動物がアメリカ大陸にはいて、これらと戦いながら生き抜いたとも聞く。
 初期に渡った人達は、当然少数。もし私の考えた「淘汰説」が正しいとするならば説明付く。






 アフリカは、人類発祥の地、歴史が長い。この間に少しずつ淘汰された。 で説明は付く。





  人類の移動に関する仮説

 以上述べた仮説が正しいとするなら、現在B遺伝子が多い地域も、数千年前にはA遺伝子が多かったのではないか、という疑問が沸いて来ます。


 つまり、以下のような仮説です。


             図3・9〜図3・13の凡例
人類の発祥地
B遺伝子の多い地域
A遺伝子の多い地域
O遺伝子の多い地域
人類未踏の地
図10          人類の初期
 人類は、A遺伝子とB遺伝子の割合が高い状態で、生まれた。
 A遺伝子を持った人達が未踏の地へ繰り出し、人類の居住地を広げた。
 既知の地が広がると、B遺伝子を持った人達が、その地に居住し始めた。

 A遺伝子を持った人達が、アフリカ大陸全体を覆うようになった当時では、まだ、海を渡る技術を、人類は持っていなかった。
図11    ユーラシア大陸へ
 既知の地域がアフリカ大陸を覆い、ユーラシア大陸へと広がって行き、なおも東へ東へと人類の居住地域は広がっていく。
 それに従って、B遺伝子を持った人達の居住地域も広がり、人類の中心域も、東アフリカからエジプト辺りに移動する。

 この中心域が、エジプト文明に繋がった。などと考えるのは、時代的に合わないので、明らかに間違い。
図12     旧大陸を覆う
 時代はさらに下る。
 人類は、アフリカ大陸とユーラシア大陸を覆うようになる。
 人類の中心域は、東に移り、中東〜中央アジア辺りに移動する。
 アフリカでは、色々な出来事により、A遺伝子、B遺伝子を持つ人々は徐々に淘汰されて行く。結果、O遺伝子を持つ人の割合が多くなっていく。
図13     新大陸に進出
 旧大陸を覆った人類は、アメリカ大陸と氷で繋がった時期を利用して、僅かな人達ではあったが渡った。
 アメリカ大陸へ渡った人達は、僅かであったにもかかわらず。見知らぬ巨大動物たちと戦わねばならなかったために、A遺伝子、B遺伝子を持つ人々の淘汰は早かった。
 その後、何度かに別れ、人類は、A遺伝子を多く持つ人達をアメリカ大陸へ送り込んだ。

 それとは別に、マレー半島から、メラネシア、ポリネシア、オーストラリア大陸、マダガスカルへと人類の既知の地は広がった。
 B遺伝子を多く持つ人達も、海を渡りインドネシア辺りに達した。
図14       図3・1〜図3・3と同年代
 南極大陸を除く、殆どの地域に人類が住むようになる。

 注:この図も、傾向をつかんで頂くためのものであり、正確なものではありません。
 さらに時代は下り、A遺伝子を多く持つ人達の巨大な集団(ヨーロッパ人)がユーラシア大陸の西方に出来た。
 この地域の西端から世界中に向かって、居住区を広げる集団が現れた。

 この集団の出現によって、「世界は全て既知の地域」となった。
 そして、この集団は、更なる未知という未踏の地を求め、科学を発達させている。


 そして、科学によって既知となった事柄を利用して、B遺伝子を多く持つ集団達は、これらを自由に使いこなそうとしている。

 そして、今日に至っている。

A遺伝子が、既知とし、B遺伝子が利用する
アジアの台頭  「日本の戦後復興は、欧米人のモノマネをし、改善改良を加えたから」。私などは聞き飽きた言葉です。
 日本人は、欧米人よりもB型の割合が多いことはよく知られています。

 東アジア、東南アジアの台頭は、結局、欧米人、日本人の考え出したもののモノマネではないでしょうか?
 この点では、中国は日本以上であるとも聞く。

 今日、東アジア、東南アジアで台頭している国々は、日本や欧米よりもB型の割合が多いことはよく知られています。
発明発見  「日本人は、優れたものを考え出す能力がないのではない。優れたものを考え出しても、価値を正しく認めることが出来ないのだ」とも聞く。
 確かに、実例を挙げれば、切がないほど多くのものを、日本人は世界に先駆けて生み出している。にもかかわらず、多くは日本では評価されず、欧米で評価された。
 幾ら日本で、優れたものが創造されても、この段階では、優れていることが、既知になっていないのではないでしょうか?


 ユダヤ人は、「頭が良い」。「多くの発明発見を行った」とも聞く。


 しかし、殆どの住民がユダヤ人であるイスラエルにおいて、多くの発明発見がなされたとは聞かない。
 欧米人が多く住んでいる地域に共に住んでいたから、ドイツ人をはじめとする「欧米人が優れていると価値(可能性)を認めた」ではないでしょうか?

 なぜ、日本人やユダヤ人が発明発見する能力に優れているかは、話をヤヤコシクするので、別の機会にさせていただく。
出世  アメリカでは、ユダヤ人が経済を牛耳り、政治をも動かしているという。ユダヤ人はアメリカの中では、比較的B遺伝子の割合が多い民族です。


 出世するのは、「創造力のある人ではなく、創造したものを如何に利用するか」にかかっている。


 日本人や中国人は、ある意味で「出世すること」が人生の目的のようなところがある。これに対して、欧米人は、「何をなすか」が人生の目的であるという事もよく言われる。
学歴社会  日本は、学歴社会であるという。
 現在躍進している東洋の国々はどうでしょうか?

 どの国も、日本以上の学歴社会ではないでしょうか?

 「学歴社会」とは、既知ものをどれだけ知っているかによって、出世が決まる社会ではないでしょうか?
学位  欧米においては、学位はこれから業績を上げるであろう可能性のある者に与えられると聞く。

 日本においては、業績を上げたものに与えられる。
商売  ユダヤ商人、アラビア商人、中国商人と呼ばれる。ユダヤ人、アラビア人、中国人は、欧米人に比べ商売上手だからではないでしょうか?


 これらの人達のB遺伝子の割合も、欧米人に比べ高いことはよく知られています。

 商売、金融は、既知の事柄を扱うものではないでしょうか?
ソフト  インドといえば、「何時まで経っても開発途上国」というイメージがあった。
 ところが、パソコンの普及によって、インドは急にソフト面で高い地位を占めるようになった。
 原因は、インド人の計算能力の高さと聞く。

 パソコンのソフト開発は、既知の事柄を如何に組み合わせるかの能力が問われるのではないでしょうか?
計算  計算も既知の事柄を扱うものではないでしょうか?

 欧米人よりも、日本人の方が計算能力が高いと聞く。日本人よりも、中国人の方が計算能力が高いと聞く。中国人よりも、インド人の方が計算能力が高いと聞く。
 そして、欧米人よりも、日本人の方がB遺伝子の割合が多い。日本人よりも、中国人の方がB遺伝子の割合が多い。中国人よりも、インド人の方がB遺伝子の割合が多い。
 これは、偶然でしょうか?  
能見正比古氏との違い  能見正比古氏によれば、B型、AB型は創造力。A型は改善改良に優れていると述べておられます。

 私の説と能見正比古氏の説は正反対のようです。


 しかし、なぜ、日本人やユダヤ人が発明発見する能力に優れているかは、話をヤヤコシクするので、別の機会にさせていただく。とも私は述べた。


 私が言っているのは、B遺伝子を持つ人は創造力がないといっているのではありません。創造したものの可能性を十分に引き出すことに比較的疎いです。
職業  能見正比古氏は、色々な職業で成功している人のリストを作成された。
 このリストの写し、ここに示せばよいのかも知れませんが、割愛させていただく。

 リストを見ると、A型の人が6〜7割方を占める分野(純文学作家)もあるが、リスト全体としてみれば、A型の人の割合が少ないことが分かる。


 例えば、スーパースター級の野球選手にB型が多いという。確かにスーパースター級の野球選手を思い浮かべると、半分くらいはB型である。
 野球が上手くなれば、楽しいし、多くの収入を得られることは、明らかに既知のことではないでしょうか?
創造とは  能見正比古氏のリストを見ると、A型の人が6〜7割方を占める分野(純文学作家)もある。
 純文学は、創造力を問う分野。A型が多くて当たり前になる。
 しかし、文学なんて、所詮どういう基準で優れているとするのか、の方が重要。
 これを解明した後でないと、何も言うことは出来ない。


 ノーベル賞受賞者のリストにABO式血液型が載っていれば、どういうような結果になるのか興味のあるところです。そして、選考過程も・・・・。 


 何れにしても、何が創造で、何が改善改良なのかを決めるのは大変難しい。
重要  間違って頂いては困るのは、
 A遺伝子は未知を探求、B遺伝子は既知を利用するは、集団としてであって、個々の人がではありません。
 また、集団として、A遺伝子が創造力があるとか、B遺伝子が創造したものを利用するのが上手いと言っているのでもありません。


 「A遺伝子は無意識の内に直観で判断しようとし、B遺伝子は無意識の内に感覚で判断しようとする」です。


 それと、このように人間性の特徴を述べると、直ぐにどちらが優れているという価値判断をしたがる人がいる。そのような内容では断じてないことを、知って頂きたい。
図15    世界民族の血清学的位置       古畑種基:『血液型の話』(岩波新書)より
図の見方
 三角形の頂点に近い民族ほど、O遺伝子を持つ人が多い民族。右辺から遠のくほど、A遺伝子を持つ人が多い民族。左辺から遠のくほど、B遺伝子を持つ人が多い民族。

 従って、三角形の頂点に近い民族ほど、略O型の割合が多い民族。左寄りほど、略A型の割合が多い民族。右寄りほど、略B型の割合が多い民族。底辺に近く中央よりほど、AB型の割合が多い民族ということになります。
分かること
黄色の部分に当てはまる民族がない。

 これは、B遺伝子を極端に持つ民族がないことです。


 B遺伝子を持つ人は既知の世界に留まるのですから、B遺伝子が極端に突出した集団を作る可能性は少ないと考えられます。


 実際には、僅かながらB遺伝子を極端に多く持つ集団もあるようです。
 例えば、南米で集団自殺した教団とか。
 B型の人は、自分の立場を絶対的なものと感じるのであるから、このような狂信的な宗教団体においては存在しうると考えられます。



 それに対して、A遺伝子を持つ人は、「未踏の地を目指す」のであれば、徐々に選別される。
結論
 何れにせよ、古代人等のミイラ、骨等からABO式血液型の鑑定が十分になされ、時代ごとのABO式血液型の分布が明らかになる必要がある。


 この仮説は、このwebを書きながら思いついたもので、文献などを読み漁って、それなりの根拠を集めたものではありません。

 仮説といっても、あくまでも、考え方の仮説です。具体的に、「どの地域がどうであった」ではありません。図に示したのは、説明する上で分かり易くするためです。
 従って、説明も、図も、模式的なものです。ですから、ここに掲げた図のここは間違っているという指摘であれば幾らでも出来ます。


 
私は、現時点において、この説が正しいとか間違っているとか思っていません。ただ、正しいとして、正しいか間違っているかを明らかにして行きたいと思っています。

 
この方面に詳しい方がおられましたら、色々とお教え願えれば、有難く思います。



 このような仮説であっても、科学的に間違いであるとするには、この仮説が正しいとして、否定する根拠を見つけなければ、科学的に間違いであると証明したことになりません。

 正しいと証明するにも、当然同じ手続きを経なければなりません。ですから、間違っていると思いつつも、正しいとした上で根拠を探し、結局は正しいとする根拠を多く見つけ出し、正しいと証明する場合もあります。逆に、正しいと思い根拠を探し、結局は、間違っていると証明する場合もあります。


 賛成論者と反対論者がいて、双方に共通した事柄が見つかった時に、この事柄を調べて成否の決着をつける場合。反対論者は、賛成論者の説を正しいとして、賛成論者は、反対論者の説を正しいとしているのです。


仮説が正しいとして
 
心理構造のページで、「観察した結果を正しいとしなければ、事実に基づいて探求したことにはならない」と私は述べた。「観察結果が正しいとして」ならば、納得できるが、「仮説が正しいとしてでは納得がいかない」と言われる方もおられるカモシレナイ。


 ですから、 「実のところ、このことは簡単そうで、案外難しい内容を含んでいるのです。改めて説明させて頂きます」と述べたのです。
 結論から言えば、同じことなのです。
 今説明するとヤヤコシクなるので、「改めて」ということで、お願いいたします。
余談
 心理構造のページで私が科学について述べたことと考え合わせると、科学とは、可能性を見出す学問と言えます。

 科学が発達している地域とABO式血液型の割合はどうでしょうか??

 説明するまでもありませんね。A遺伝子が多い地域ですね。





  文化文明の発達している地域

 文化文明が発達している地域は何処か?
 文化文明が発達している地域を問う前に、基準が問題です。

 色々な基準が考えられますが、まあ、一般的に言われているもので良いと思います。
 それと、ABO式血液型の分布と文化文明の発達している地域の関係を問うのですから、有史以来という位のスケールで見る必要があると思います。

 このような視点で見ると、文化文明が発達している地域は、B遺伝子が多い地域ということになりますか。


 近代〜現代の科学技術という視点から見ると、今度はA遺伝子の多い西洋人が住む地域ということになります。西洋人以外でA遺伝子の多い地域(アボジリニー、北米インディアン)と西洋人の違いは、西洋人は割合は少ないがB遺伝子を含んでいるのに対し、西洋人以外の地域は、B遺伝子は皆無といった状態ですかね。



 もう、「文化文明が発達している地域は何処か?の結論を得たような気がします。

 A遺伝子、B遺伝子、O遺伝子の内どれか一つでも皆無という遺伝子を持たない地域ですかね。


 私の仮説(
心理構造のページで述べた仮説)が正しいとするならば、当然ですよね。
 どれか一つでも欠けていれば、適切な判断は難しくなりますからね。






  
 民族の移動と文化


 日本とよく似た文化を持った民族、地域はどこでしょうか?

 一番よく言われるのがユダヤ人かな?
 その次が、私の印象では、レプチャ族。

 そのほかにも色々ありますよね。
 例えば、日本語起源はドラビダ語。ロシア人の心理的なものは日本人に近い。日本の雅楽のルーツはモンゴル。

 このような多くの説を文化の影響と民族移動という立場で説明するには無理があると私は思います。


 日本の雅楽のルーツはモンゴルという説がある。モンゴルは、図5、図6を見ると、私は「成る程」と思えます。
 日本語起源はドラビダ語。インド南端から、幾ら小乗仏教がインドシナに伝わった。日本に言語も伝わった。    う〜ん。距離があり過ぎ、図5、図6のこともあります。その上、提案者が大物言語学者。    う〜ん、う〜ん、ウナリマスネ。


 「天皇家はユダヤ人」という本がありました。真偽の程は知りません。
 それとは別に、日本人とユダヤ人の共通点の多いことは確かなことのようです。
 日本人とユダヤ人、レプチャ族、ロシア人のABO式血液型の割合も略同じです。
 これらを民族の移動で説明できるでしょうか?


 ユダヤ人が遥々中東から日本まで移動したとして、その間異民族との混血は起きないのでしょうか?
 同じユダヤ人でも表5を見ていただければ分かるように、可也バラツキがあります。

表5の抜粋
  O・プロコプ,W・ゲーラー著.石山c夫訳:『遺伝血清学』(学会出版センター)より
民族 被検査数 頻度(%) 頻度(%)
AB σm
ユダヤ(シャルコウ) 383 28.0 42.3 23.5 6.2 2.6 30.9 18.8 52.9
ユダヤ(ドイツ) 230 42.1 41.1 11.9 4.9 3.3 26.3 8.6 64.9
ユダヤ(ジャシイジェシイ) 1,135 38.2 39.1 17.5 5.3 1.5 26.0 12.8 61.8
ユダヤ(ポーランド) 818 33.1 41.4 17.4 8.1 1.7 28.8 13.5 57.5


 それに、図5、図6をはじめとするこの方面の多くの専門家の意見とその根拠を考え合わせますと・・・・。私は、民族の移動では説明できないと思います。その上に、レプチャ族、ロシア人、さらに、ABO式血液型の割合が日本に近い全ての地域、民族を説明しなければならないのですから、どうも無理がありように思います。


 とりあえず、民族の移動によるものという考えを捨て、「ABO式血液型の割合が近いから、似た文化になった」と考えると、どうでしょう。スッキリしますよね。


 「ほとんど、血液型の割合が同じなのに、全く異なった文化を持つ民族があるではないか」と事例を並べることもできるでしょう。しかし、これは、「同じ血液型なのに性格が全く違うではないか」と同じです。


 心理構造のページで、 

 民族の文化の特徴から説明することの利点
 個人を対象にして、ABO式血液型と人間性の関係を説明しようとすれば、そこには、誰も知ることのできない人生経験が絡んできます。
 例えば、民族の文化の特徴から説明するのであれば、男女の違いによる影響、兄弟の何番目にあたるのかの影響、能力差の影響などはなくなります。

 しかし、民族の文化の特徴から説明するのであれば、その民族の地理的環境、歴史的環境などは、調べればある程度分かります。
 そして、民族の文化の特徴も、調べればある程度分かります。
 これらの中で、定説とされるものを説明できれば、検証されたことになります。


 つまり、民族の文化の特徴から説明すれば、客観的な説明になります。


 と述べた。


 私はこのような視点でも、ABO式血液型と人間性の関係を説明し、証明していきたいと思っているのです。

 ご協力をお願いします。


環境可能論、元型論
 以上述べたことでお気づきの方も多いかと思いますが、私は、環境可能論の立場に立ちます。

 環境可能論は、地理学においては主流です。しかし地理学以外では、いまだに自然決定論的な考えが横行しているのが現状のようです。たぶん、地理学が、現在最も進んだ科学なのでしょう(反論は多いかと思いますが、その内に分かります)。

 地理学でさえ、「人間を突き動かす原動力は何なのか」を示すことが出来ていません。
 しかし、私は示すことが出来ます。ABO式血液型の遺伝子に対応する「判断方法」であると。

環境可能論
 環境可能論というのは、「人は自然に支配されているが、自然を変えることも可能だ」という考え方位に思っていただければよいと思います。
 当たり前のことですよね。
 しかし、多くの学説で、この常識が当てはまらないのです。


 それと、私の説は、C・G・ユンクの元型論的ですね。





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