| 住宅考・用語集 |
| 住宅論 |
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| 経済性の見直し |
短期的「経済性」を重視することにより、人や地球環境、生物環境に負荷を与えてししまった。「短期的な経済性」が「長期的な経済性」に結び付くとは限らないということ。廃棄物処理、健康障害、事故・災害対策等にかかるコストやエネルギーを考えた経済理念が必要だと思います。建材については、有害物質が多く入っているものは、安価のため主流として使われ、健康被害も一部の特殊ケースとして見過ごされていました。廃棄時に有害物質を発生させたり、廃棄処理が困難な建材も、使用中は問題ない。安価ということで使われています。枯渇資源から製造される石油製品、地球環境を悪化させる森林木材の乱伐資源、地球温暖化につながる代替フロン使用建材なども安価な大量生産品として利用し「つけ(マイナス遺産)」を次世代に転嫁しながら使っているのです。
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日本の住宅建築は世界の先進諸国の中で極めて短命です。イギリス(141年)、アメリカ(103年)、フランス(86年)、ドイツ(79年)、日本(30年)。建物は取り壊されれば膨大なゴミになることはもちろん、資源の浪費で人や環境への負担となる廃棄物をできるだけ出さない。これが原点です。
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住環境の快適性という言葉の意味も問い直す必要があるでしょう。従来、快適だと思っていた均一で均質な温熱環境、音環境等が長期的には健康的でないという指摘が、専門家からでています。私たち人間は予想以上に微妙な自然との共生、バランス関係の中で生命を営み、健康を維持しているのです。
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地域の気候風土の違いを忘れたオールジャパン的な議論も避けなければなりません。亜寒帯から亜熱帯までの気候区分があり、文化的な風土の違いなどを考慮していくべきです。
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「健康的な暮らしができる家」は、本来、人間が持っている人間らしさ・優しさなどを取り戻せるような家、例えば「よく眠れる寝室」「幸せな朝を迎える洗面所」「五感を刺激する子供部屋」等、バウビオロギーな住宅を考えています。
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| 自分らしさを感じる玄関 |
気持ちよい朝を演出する洗面所 |
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家族が健康になる
家が健康になる
地域が健康になる
地球が健康になる
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| 暖かい光と風を感窓辺の空間 |
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我が家で楽しむアウトドア |
| 循環型社会 |
私たちの国は、経済的にすばらしい発展を遂げ、「豊かな社会」を築き、そのおかげで「豊かな生活」をエンジョイするようになった。しかし、それは反面、とてつもない大きな問題を提起することになった。「大量生産・大量消費・大量廃棄型社会」を生み出したということです。このような社会の構造を根本的に変える必要性が高まっています。これ以上環境に負荷をかけないような「循環型社会」の実現には、「Reduce リディース(ごみを出さない)」「Reuse リユース(再使用する)」「Recycle リサイクル(再利用する)」の「3R」政策の推進等、国による法的な整備や政策のでなく、国民一人一人が自分のライフスタイルを見直すことが必要となる。
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バイオマスエネルギー
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バイオマスは「bio(バイオ)」生物と「mass(マス)」量を組み合わせた合成で、バイオマスエネルギーとは、生物体(バイオマス)から得られる自然界の循環型エネルギー。
「カーボンニュートラル」という地球に負荷をかけないエネルギーとして注目され、我が国では、地球温暖化の防止をはじめ、農林漁業の活性化を進めている。
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| サスティナブル建築 |
サスティナブル=持続的を意味します。根底には、エコロジーやバウビオロギーの理念があります。人類の発展の可能性を探る新しい分野だと思います。次世代に「つけ(マイナス遺産)」を残さない為、すべての産業分野で、どのようにしたら人類にとって、持続可能な発展が可能になるかを模索する必要があります。建築の分野では、このような方向性を持つべきと考えます。
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| 自然派住宅 |
自然住宅とは自然との共生を図りながら、地域や人にとってなじみのよい住まいづくりを目指そうとする分野です。自然素材を重視し、できるだけ自然エネルギーで生活しようとするコンセプトを大切にする住宅です。
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| 環境共生住宅 |
環境負荷低減、健康・アメニティー・自然親和を軸に自然環境のみならず、文化、風土的環境とも共生する住宅づくり。
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ロハスな暮らし方
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ロハスとは、Lifestyles Of Health And Sustainabilityの略です。
直訳すると、健康的に持続するライフスタイルとなるかもしれませんが、私は、地球環境や人々の健康に優しい生活を最も大切に考え、自分なりに無理せず、持続可能なライフスタイルを心掛けることだと理解したいと考えます。そして、それは健康や環境を重視した新しい価値観とライフスタイルを生むということです。我が国のように経済が発展しすぎてしまった現代には、回帰現象的なロハスな暮らし方が必要だと思います。
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| ビオトープづくり |
ビオトープとは、ギリシャ語で「bio」生命と「topos」場所を組み合わせた合成語で「生き物が自然の状態で生息できるように造成された場所」と訳します。ドイツでは自然保護法の制定などにより、企業、政府、市民が一体となってビオトープづくりを行っています。日本ではまだ、学校教育においての生態観測や自然との触れ合いの場としての役割が多いようですが、徐々に企業や市民の間にもビオトープづくりが広がってきています。
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| トレーサビリティー |
もともと食品関係かでた言葉で、BSE(牛海綿状脳症)感染牛の発見や、食品の産地偽装事件、農薬問題、添加物の問題など食の安全性に対する信頼が揺らぎ、また遺伝子組み換え食品に対する懸念もあり「食の安全」が大きな問題となった。そこで、その食品がどこの誰が生産したか、どんな肥料や農薬を使ったか、どんな流通経路か等々の生産履歴の情報を確認し、万一の事故に対しての、原因究明・回収がしやすいシステムとして確立された。 「食」と「住」も同様に、シックハウス症候群など、「住空間の安全」という観点から、住宅素材の「トレーサビリティー システム」の確立が必要と考える。
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これからの建材
● 建材、製品の製造時の環境・健康負荷が少ない。
● 使用時、環境や健康を害さない。
○ 再使用が可能。
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リサイクルが容易。
○ 耐久性がある。
○ 廃棄時に環境問題がない。
○ 製造時のエネルギー消費がない。
○
自然成長資源である。(木材、コルク等)
○ 枯渇資源(石油、希金属等)を浪費していない
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建築のコスト
建築のコストについて、「健康や環境に配慮した住宅」はコストが高いとよく言われます。ではこのコスト高はどのような理由があるかと言えば、
・製造に手間暇がかかる。
・未だ需用が少ないため製品が割高。
・大量生産、大量流通に向いていない。
・施工に手間がかかる。
などが上げられています。しかし、この「コスト高」をよく考えてみると、ランニングコストを考慮していませんし、ましてその製造や使用、廃棄にあたっての社会的負担(エネルギー、排気ガス、廃棄処分等)もカウントされていません。このように、単純に建設時のコストに視点をおくのでなく、社会コスト負担なども考慮すべきです。少なくともランニングコストについては、個人レベルで十分に考慮
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建材の選択
建材が化学物質漬けになったのは、住宅の工業化が始まったことと関係します。 住宅の均一化が起こり、建て売り住宅が増え、工期を短くするため、施工しやすい建材が好まれたまた、施主様が均一の仕上がりを求め、メンテナンスに手のかからない建材を選んだ。そのことにより接着剤・プラスチック樹脂・有機溶剤の使用が当たり前になり健康負荷と環境汚染の問題が出てきた。
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健康への配慮
1.短期的に健康負荷をかけない建材
中毒、化学物質過敏症、シックハウス症候群 (防蟻処理剤、防腐防虫剤、揮発性有機化合物、ホルムアルデヒド)
2.長期的に健康負荷をかけない建材
発ガン性物質、催奇形・変異原性を示す物質
(可塑剤、アスベスト、ホルムアルデヒド、電磁波、揮発性有機化合物)
3.間接的に健康負荷をかけない建材
例えばフロンがオゾン層を破壊して皮膚ガンを誘発する。
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環境への配慮
1. 環境に負荷をかけない建材
特定フロン(オゾン層破壊)・代替フロン(温暖化)・重金属(水質汚染、土壌汚染・南洋材の乱伐。
2. 製造時に環境汚染しない建材
製造従事者の健康配慮、工場近隣の環境汚染配慮
3. 廃棄時に環境汚染をしない建材
解体時の配慮(アスベスト)、焼却時の配慮(ダイオキシン)、埋設処理時の配慮(土壌汚染)
4. リサイクルしやすい建材
複合建材を使用しない(分解しづらいもの:金属+塩ビ、金属+発泡ウレタン等)、化学物質で処理していない建材(防蟻、防虫処理等)
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化学物質過敏症の恐れのある人
どのような人でも発症する可能性があります。一般にはアレルギー体質の人はなりやすいと言われていますが、誰もがその可能性を持っていると思って間違いありません。問診表でチェックし見てください。
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危ないのは建材だけではない
家具、キッチンセット、寝具、家電製品、クリーニング、プラスチックの生活用品等特に、新品の時は多く揮発しますので、外に出して日干ししてください。
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参考・引用文献:「健康な住まいづくりハンドブック」(ひと・環境計画)
株式会社 合津建材
〒386-0017 長野県上田市踏入 1-3-26 Tel.0268(22)3325 Fax.0268(22)3395
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