NPO法人エスペランス 青森山田高等学校・通信制と提携 不登校生のためのサポート校

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担当者:澤登・河村
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未来を見つめるまで
~ 不登校に対する私たちの考え~

 山梨県内の小中学生の不登校生は、全国ワースト1というデータが発表されました。その現実をどう捉えるか、専門家からはさまざまな意見・見解が出されています。「三つ子の魂百までも」のことわざが多用される家庭、特に母親責任論。「いじめなどの指導が不十分」という指摘に代表される学校原因論。社会、とりわけモラルの低下から派生する現象の一つとする分析等などさまざまです。

 私たちにはその原因が何であるか、研究するだけのデータもなければ力もありません。ただ私たちは原因が分からなければ治療出来ないという対処療法的な立場はとっておりません。不登校は病気だとは考えていないからです。またタイムスピリット出来るなら原因追求も意味もあるかと思いますが、「現実から出発する」事の方がより適切だと考えているからです。

 私たちは過去の経験から、不登校生の多くが自分や自分の将来に対して不安を抱いていることを知っております。そしてその不安は、自分自身に自信を持てないことと比例しています。従って私たちは「いかに自信を回復させるか、いかに将来に希望をもたせるか」が何よりの大切なテーマだと考えております。悩み苦しみ、時には絶望に打ちのめされた状況でもがく子ども達も、未来に希望を見つけたときはほとんど全てが自立に向けて立ち上がりました。

 私たちはその環境に必要なことはおおよそ次の3点だと考えております。

 大切なことは「不登校生も自分の将来に夢や希望を持っている。そして体の奥にはそのエネルギーが潜んでいる」ことを彼らと関わる大人がしっかりと認識することです。そして、その実現のための環境を整えることです。

 子どもは全て「勉強が出来るようになりたい」という願いを持っています。その願いが何らかの理由があって阻害され、不登校という「選びたくない道」を選んでいます。私たち大人は一人ひとりの子供たちの未来に責任を果たさなければなりません。エスペランスは微力ではあっても大人としての責任を果たしたいと決意しています。